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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


詳細は こちら をご覧ください。

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「住めば都」チョイバルサン

文と写真=山田 夢希(やまだ・ゆき)
2018年度1次隊、青年海外協力隊
職種:小学校教諭 任地:ドルノド県チョイバルサン


 投稿が遅くなってしまい、申し訳ありません。
 ドルノド県チョイバルサンの小学校で活動しています、山田夢希です。今回は私の任地や配属先での活動について紹介したいと思います。

■ドルノド県チョイバルサン市
 私の任地であるドルノド県は、ウランバートルから東へ600kmに位置し、チョイバルサン市はドルノド県の県庁所在地でもある都市です。街の中心部には様々なお店や食堂、レストラン、映画館、市場(ザハ)、大きなスーパーもあるため、生活にはほとんど不自由しません。夜になると、お店やレストランはもちろんのこと、学校や幼稚園、道路などもライトアップされ、とても煌びやかになります。

ドルノド県で一番大きなスーパーマーケット(ノミン)
ドルノド県で一番大きなスーパーマーケット(ノミン)


ライトアップされた広場
ライトアップされた広場


また、ドルノド県は国内最大級の草原面積を誇る県でもあります。街の中心部から車で20分程走ると遊牧民が暮らす広大な牧草地帯が広がります。

どこまでも続く地平線とゲルの景色
どこまでも続く地平線とゲルの景色


 ドルノド県からウランバートルまでは、飛行機とバスが通っています。バスは毎日3便が運行しており、ウランバートルまで片道12時間、日本円で約1600円です。飛行機は週に2日の運航で、ウランバートルまで片道1時間半、日本円で1万円前後です。いずれにせよ、かなりの時間やお金がかかってしまうので、なかなか頻繁には行くことができません。

チョイバルサンとウランバートルを結ぶ大型バス
チョイバルサンとウランバートルを結ぶ大型バス


 何もないことで有名なドルノド県ですが、私はいろんな魅力や発見が詰まったこの地が大好きです。みなさん、是非遊びに来てください。


■活動内容
 私の配属先は、街の中心部にあるドルノド県第12学校というところで、全校生徒およそ1200名、教職員74名の小中高一貫学校です。そのうち、私の主な活動対象である小学部は、1〜5年生まで各学年4クラスで児童数は750名、担任20名、小学部の管理職1名が在籍しており、授業は午前午後に分かれての2部制です。
 私は現在、1.全クラスに日本語の歌を教える授業、2.図工と日本語の課外授業(3、4年生それぞれ20名)、3.輪番で各学年の算数もしくは図工の授業を担当しています。その他に、先生方の会議や研修の場で簡単なプレゼンや研修をしたり、放課後に中高生を対象とした日本語教室を開いたり、土日に体育の先生とバレーボールクラブを指導したりしています。
 正直大変なことの方が多いですが、私の授業を心待ちにしてくれる子ども達や先生方や子ども達の喜ぶ姿に励まされながら、日々奮闘しています。今は、とりあえず配属先からの要望に応えたマンパワーな活動が多いので、これからは持続可能な活動に移行していくことが目標です。

日本語クラブ
日本語クラブ


算数の授業
算数の授業


図工の授業
図工の授業


先生方に向けた図工の研修
先生方に向けた図工の研修

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●●旧正月(ツァガーンサル)●●

文と写真=山田 英恵(やまだ・はなえ)
平成30年度1次隊 青年海外協力隊
職種:小学校教育 活動地域:●●ダルハンオール県ダルハン●●



 ダルハンオール第1学校で、図工と算数を教えている山田英恵です。
 今回は、「旧正月」について紹介します。「旧正月」は日本ではあまりなじみのない文化ですが、アジアでは多くの国で祝われています。


■Цагаан сар (ツァガーンサル、旧正月)
 モンゴルでは旧正月のことを「ツァガーンサル(白い月)」と呼びます。ツァガーンサルでは元旦に家族で集まり、ごちそうを食べます。机にはモンゴルの方々が尊ぶ白色の料理が並べられ、家族で挨拶をした後は親戚、友人、知人を招き、もてなします。さて、どのようにお祝いをするのでしょうか。

■挨拶の仕方
 お家に着くと、まずは年長者に挨拶をに行きます。
 「アマルバイノー?(お元気ですか?)」と言いながら、肘を曲げ、手のひらを上に向けて年長者の腕の下に自分の腕を添えます。そして右、左の順番に頬を近づけます。
挨拶

自分より年下の方と挨拶するときは、自分の腕を上にします。
同い年の方と挨拶をするときには、片方の腕が上に、もう片方の腕が下になるようにします。また、同じ年の方と挨拶をするときには、頬を近づけないそうです。

■ツァガーンサルのおもてなし
хэвийн боов(ヘビンボーブ、硬いクッキー)
 下から「幸せ、不幸せ、幸せ・・・」と数えるため必ず奇数で積み上げられています。若い家主であれば3段、50歳までは5段、それ以上の年齢では7段もしくは9段で積み上げるそうです。上には白色のお菓子や砂糖が置いてあります。
料理1


 өвчүү(オブチョー、蒸した牛肉)
料理2

 үзэмтэй будаа(ウゼムテイボダー、本版お赤飯)
 干しブドウを入れて炊かれたご飯です。
料理3

 бууз(ボーズ、蒸し餃子)
 ツァガーンサルには欠かせないお祝い料理です。一人3つ以上食べるのが礼儀です。
料理4

その他には、айраг(アイラグ、馬乳酒)、архи(アリヒ、ウォッカ)、サラダ、果物やチョコレートも並べられています。
このようにモンゴルでは、幸せ溢れる1年が始まるように新年を家族でお祝いし、親戚、友人、知人のお家へ一日に何軒も足を運び挨拶をしていきます。
若い方の中にはモンゴルの民族衣装であるデールを着ず、新年を迎える方も増えているそうですが、私たち外国人がデールを着て挨拶をするとモンゴルの方にとても喜んでもらえます。
今年も素敵な1年になりますように。

デール




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モンゴルの幼稚園

文と写真=山口美穂(やまぐち・みほ)

2018年度1次隊 青年海外協力隊

職種:幼児教育 活動地域:オルホン県エルデネト


 こんにちは。2018年度1次隊として派遣されている山口美穂と申します。モンゴル北部の都市エルデネトで、幼児教育の活動をしています。配属先の幼稚園は、クラスの人数が多い、長い冬の間は外遊びができないなど、難しい面もありますが、元気いっぱいの子どもたちやおおらかで明るい先生方と、毎日楽しく過ごしています。今回はモンゴルの幼稚園について紹介したいと思います。

■幼稚園の印象
 
 派遣前、途上国の幼児教育について調べ、保育環境が整っていない、必要なものがない中での活動をイメージしていました。でも、モンゴルに来てみると、地域にもよると思いますが、私の配属先の幼稚園には、おもちゃも、製作に使う道具や材料も十分に揃っていました。子どもたちの服装を見ると、女の子は「今日はピアノの発表会?」と思うようなおしゃれな服で登園している子もいて、華やかさに驚くことが多いです。

クリスマス会の様子
クリスマス会の様子


■室内遊び

 室内での遊びは、全員で製作をしたり、音楽室へ行って歌やダンスを教わったり。私の配属先は教育省が指定したモデル園です。自由に遊ぶ時間もあり、日本の保育園とそれほど変わりません。同じ市内の幼稚園では、ワークブック等を使った授業中心の保育を行なっているところもあるようです…

 モンゴルらしい遊びもあります。шагай(シャガイ、羊のくるぶしの骨)は、モンゴルの伝統的なおもちゃ。どのクラスにもたくさんあります。遊び方はいろいろあり、年長クラスでは、占いをしたり、おはじきのようなゲームをしていました。

シャガイ
シャガイ


 モンゴルに来て、チェス盤が売られているのをよく見かけますが、幼稚園にもшатар(シャタル、チェス)の先生が毎週来ていて、希望する子どもたちが教わっています。年長さんにもなると真剣な表情で駒を動かしていて、私もルールは知っていますが、対戦したらおそらく負けるのではないかと思います…


■戸外遊び

 真冬のモンゴルは、最低気温が−30℃以下になる日もあり、とても寒いです。幼稚園では冬になると戸外遊びを行いませんが、9月や10月の暖かい日は外に出て遊ぶこともありました。園庭の遊具で遊んだり、黄葉がきれいな季節には近くの公園までお散歩に出かけ、落ち葉で遊んだりしました。

近くの公園へ
近くの公園へ


葉っぱでおままごと
葉っぱでおままごと


■給食
 幼稚園と言っていますが、日本の保育園のように、子どもたちは朝から夕方まで園で過ごすので、給食や午睡の時間もあります。園の調理員さんたちが作る給食は、家庭の優しい味でとてもおいしいです。

 毎朝、子どもたちが登園するとすぐにお茶の時間になり、каша(カーシャ、ミルク粥)を食べます。お昼には料理が2皿。材料は牛肉、じゃがいも、にんじん等と限られているのに、さまざまな献立があり、「今日は何かな?」と楽しみです。午睡の後はおやつの時間で、お茶と一緒に甘いパンを食べます。調理員さんの気まぐれ(?)で、午前中に乳製品や果物のホットジュースなどモンゴルらしいおやつが出る日もあります。

カーシャ
カーシャ


おやつの焼きたてパン
午後のおやつ


 モンゴルの幼稚園は驚くこともあれば、日本の子どもたちと同じだな、と微笑ましく感じることもあります。これからも、楽しみながら活動を続けていきたいと思います。
 
タグ :

●●青いサンタクロース?●●

文と写真=元林 実穂(もとばやし・みほ)
平成30年度1次隊 青年海外協力隊
職種:理科教育 活動地域:ドルノド県チョイバルサン



 あけましておめでとうございます!モンゴルの東にあるチョイバルサンという街で、理科を教えている元林と申します。モンゴルに来て、半年がたちました。この半年間はとっても濃密な時間を過ごすことができ、あっという間に年を越してしまいました。
 主な活動は、実験を取り入れた授業を現地の先生と一緒に教えることです。私のつたないモンゴル語を一生懸命聞いてくれて、協力してくれる先生方に感謝です。先生や子供たちのためにできることを全力で取り組んでいきたいです。
 今回は、モンゴルで過ごした年越しの様子を紹介します。


■12月初め…ふと気づくと、学校やレストランの前にツリーが登場。
  モンゴルには”クリスマス”というイベントはないのですが、まさしく日本のようなクリスマスツリーが街に飾られています。チョイバルサンにある広場には大きなクリスマスツリーが突然現れ、夜にはライトアップされてとってもきれいです。
 クリスマスはないので、サンタクロースもいません。でも・・・青い服を着て白いひげをはやしたおじいちゃんがおります。このおじいちゃん、子どもたち、大人にもプレゼントをくれるよき人。

写真1

写真1(2)

写真②


■12月中旬…職場で“モニタ”というプレゼント交換
 朝、出勤すると入り口でくじを引くように言われ、訳も分からず引くと、そこには同僚の名前が。“モニタ”というプレゼント交換だそうです。このプレゼント交換は、くじで引いた同僚に3日間プレゼントを贈り、同じように自分も誰からかプレゼントをもらう。そしてプレゼントを誰からもらっているか推理して、新年会(忘年会も含めた)で発表されます。そして、自分がプレゼントをあげた相手からビッグなプレゼントをもらいます!
3日間、ワクワク・そわそわしながら働きました。

写真③


■12月下旬…パーティー
  “Шинэ жилийн баяр(シンジリンバヤル)”という、日本の忘年会と新年会を合わせたパーティーが開かれます。この日は、1年で1番女性がきれいになる日。この日のために入念に下調べ、服選びを行うそうです。きれいなドレス、メイクもバッチリきめて普段と違う雰囲気です。
  パーティーはご飯を食べて、お酒を飲んで、踊って、歌って・・・とにかく楽しく過ごします。

 
 初めてモンゴルで過ごした年越し。年越しの時間に花火が打ち上げられ新年迎えました。とっても素敵な思い出ができました。


写真4




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お祝いごともゴイですよ

文と写真=宮沢 愛(みやざわ・めぐみ)

2018年度1次隊 青年海外協力隊

職種:小学校教諭 活動地域:ドルノゴビ県サインシャンド


 Шинэ оны мэнд хүргэе‼(シン オニー メンドゥ フルギ-、新年おめでとうございます。)
 こんにちは。宮沢愛です。私はドルノゴビ県サインシャンドの第1学校で活動しています。8月にこの場所に来てから、あっという間に季節は冬になっていました。モンゴルに来る前に恐れていた冬の零下の世界も、今のところ平気です。日本の方が寒いんじゃないかなと感じるほどです。サインシャンドが暖かい所だからなのか、、、まだほんとの寒さを知らないからなのか、、、これ以上寒くならないことを願います!

 さて、少し前にモンゴル人のお宅にお邪魔しました。そこで、「モンゴル人はお祝いが大好きなんだ。なんでもお祝いするよ。」という話を聞きました。誕生日のお祝い、馬を買ったお祝い、日本人に会ったお祝いなどなど。私の配属先でも、これまでいろんなгоё(ゴイ、華やか、素敵)なお祝いイベントがあったので紹介します。
 
■先生の日(Багш нарын баяр バクシナリンバヤル)

 日本では聞いたこともなかった「先生の日」。「世界教師デー」があるということもここに来てから知りました。もちろんこの日も盛大に祝います。私の学校では、3日間使って行われました。先生が生徒になって(もちろん制服を着て!コスプレではありません、生徒になりきっているのです。)授業を体験したり、高校生や保護者が先生の代わりに小中学生に勉強を教えたり、先生たちに踊りや歌を披露したり、校長先生から優秀な先生が表彰されたり、、、と内容は盛りだくさん。そして最後は先生たちだけで飲んで歌って踊ってのパーティーもありました。

図工の授業を体験中
図工の授業を体験中


     
先生に歌のプレゼント
先生に歌のプレゼント




 生徒たちと先生が互いに日頃の感謝の気持ちを伝えたり、先生同士が頑張りを労いあったりと、とても素敵で楽しいイベントでした。


■デール登校日

 11月26日はモンゴルの独立記念日です。この日に合わせて、私の学校ではモンゴルの伝統衣装であるデールを着て登校しました。モンゴルの独立を祝い、子供たちがモンゴルの伝統文化に触れ、継承していけるようにという目的で毎年行っているみたいです。モンゴル人はよくデールを着て過ごしているのかなと思っていたのですが、今は多くの人、とくに若い人は、デールを着るのはこのデール登校日と日本のお正月にあたるЦагаан сар(ツガァーンサル、旧正月)くらいだとか。

デール姿かわいいです
デール姿かわいいです



授業もデールを着て
授業もデールを着て



先生たちもデール出勤
先生たちもデール出勤


 子供も先生も、「素敵なデールね。」「似合っているよ。」と嬉しそうに言い合っていました。私も作ってもらったデールを着て登校したのですが、自分たちの国の民族衣装を着てくれたことをとても喜んでくれました。  
 そして、さすがおしゃれなモンゴル人!デールのデザインも様々。しかも、ほとんどがお母さんやおばあちゃんの手作りのようです。その器用さにも驚きです。
 2着目はあんな感じにしたいな~と想像しながら、楽しく過ごさせてもらいました。


■クリスマス&新年のお祝い(Шинэ жилシンジル)

 モンゴルはクリスマスと新年のお祝いが一緒になっています。この文化はロシアから伝わったようです。12月になると、いろいろなところでクリスマスパーティーのようなことをしながら、「Шинэ оны мэнд хүргэе‼」(シン オニー メンドゥ フルギ-、新年おめでとうございます。)と言ってお祝いします。。私の学校でもこのシンジルのパーティーがありました。それはもう盛大に。

いろいろな出し物がありました
いろいろな出し物がありました


人ってこんな方向に曲がれるんですね
人ってこんな方向に曲がれるんですね


最後はみんなでダンシング
最後はみんなでダンシング


 私の配属先では、これから、先生だけのシンジルパーティーもあります。どうやらこのパーティー、特に女性は1年で一番気合を入れてドレスアップするようです。かなりГоё(ゴイ、華やか、素敵)でГанган(ガンガン、おしゃれ、派手)だとか。私も気合を入れて参加してきたいと思います!


 お祝いがいっぱいのモンゴル。共通して感じたのは、どのイベントでも大人も子供もみんなが純粋に楽しんでいるということでした。私もこれから、モンゴルの人たちと楽しい時間をたくさん共有していきたいです。

みなさんも、モンゴルのお祝い、一緒に体験してみませんか♪
 
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