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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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●●年に1度のコンクール●●

文と写真=相馬 円(そうま・まどか)
平成29年度2次隊 青年海外協力隊
職種:美容師 活動地域:トゥブ県ゾーンモド


こんにちは。職業訓練校の美容科で活動している相馬です。赴任してから半年経って、ようやくモンゴル人のおしゃれ事情も把握でき、サロンワークもスムーズにいくようになりました。ここモンゴルは美意識が高い女性が多く、少しでも手を抜くとすぐ指摘されてしまいます。(私の配属先だけかもしれませんが…。)その為、自分磨きもしつつ活動に励んでいます。今回は先日開催された、全国カットコンクールについて紹介したいと思います。

■全国カットコンクール
モンゴル国内において毎年1月に開催される、学生対象の1番大きいカットコンクールです。モンゴル国内の美容学校と、ロシア、韓国の美容学校の学生が参加し、自分の持てる全ての技術を活かし競い合います。
 主にカット部門、カラー部門、ブライダル部門、メイク・特殊部門、ウイッグ部門から各学校2名エントリー出来ます。テーマは部門毎にそれぞれあり、規定のルールが細かく設けられています。今回はどの部門にも、3色以上のグラデーションカラーを必ず取り入れることでした。エントリー者本人が、カット・カラー・スタイリング・メイクなど全て担当します。
 審査基準は、①カット・カラー・スタイリング・などのテクニック、②ヘアデザイン、③ビフォーとアフターの変化の度合い、④モデルとヘアデザインのマッチング、⑤全体のプロデュースなどが主になります。
 ちなみに、日本のコンクールだと、内容にもよるのですが、プロのモデルさんを使用することが可能で、全て1人で担当するのではなくユニット制で出場したり、競技中にアシスタントを使用する事が出来るので、少しモンゴルのコンクールとは違うのかなと感じました。
 今回紹介するカットコンクールは、学生対象のコンクールだったので、プロのモデルを使用していません。モンゴルには世界的に有名な、『ウエラ』という美容メーカーが首都ウランバートルにあり、ウエラ主催のコンクールだと、エントリーはプロ・アマを問わなかったり、モデルはプロのモデル使用が出来たりします。

■コンクール前の準備は何をするの? 

* イメージをデッサン
 * カラーリング
 * モデル探し
 * 材料を仕入れる
 * 衣装製作…など上記以外にも準備することはたくさんあります。

 テーマは1カ月前に通達され、事前に仕込みを全て済ませておきます。この1カ月の期間はどの学校も通常の授業はなく、全てコンクールに向けて時間を費やしていきます。これら全てを事前準備として済ませておかないといけないので、生徒達は毎日遅くまで練習に励んでいます。

■大会当日 〈午前10時から午後8時まで〉
 私は諸事情により最初から見る事が出来ず、夕方からの観戦になってしまいました。到着すると、まだ仕込みが終わってない学校もあり、舞台裏では自分の出番になるまで準備をしているところも多くみられました。

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(会場の様子)

ギャラリーが多く、会場は熱気に満ちあふれていました。

■入賞作品

20180413_sawada_1.jpg
(ウィッグ部門)

鶴がテーマの作品です。3色以上のカラーを使い、ドライヤーで仕上げています。非常にクオリティーが高い作品でした。

20180413_sawada_1.jpg
(カラー部門)

この作品は事前にブリーチを施し、そこから色付けに入っています。デザイン性が高くテクニックも評価されていました。仕込みにかなりの日数がかかったそうです。
 
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(ブライダル・メイク部門)

大会規定である、『3色以上』を取り入れたグラデーションが綺麗だったメイクです。学生に1番人気があった作品でした。

20180413_sawada_1.jpg
(ランウェイの様子)

  審査終了後モデルさんは、ランウェイを歩きます。ステージ上の演出やポージングも素晴らしく、観客は終始魅了されていました。また歌やダンスなどのパフォーマンスもあり、ショーをみているようでした。

■モンゴルのカットコンクール・写真だけでも伝わったでしょうか?
興味があれば、是非会場に足を運んでみては如何でしょうか。きっと感性やセンスが磨かれると思います。これを機会に、美容の世界をより深く知ってもらえれば嬉しいです。

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