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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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●●やさしいモンゴル人●●

文と写真=吉野 未希子(よしの みきこ)
2017年度2次隊 青年海外協力隊
職種:理学療法士 活動地域:アルハンガイ県ツェツェルレグ


 こんにちは、理学療法士の吉野です。モンゴルへ来て3ヶ月が経ち、少しずつではありますが、やっと日々の生活に慣れてきました。毎日、日本との違いを感じ、新鮮な驚きが沢山あります。朝起きて、ズボンもジャンバーも二重に着込んで出かけ、吐く息は白く、標高が高いためかすぐに息があがります。通勤途中では、沢山の犬や馬、牛、豚に出会え、民族衣装のデールを着ている人も沢山見かけます。職場の病院には、馬に乗って御見舞に来る人もいて、日本とは違う歴史を歩んできているんだなぁと実感させられます。

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【馬でお見舞い】


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【極寒の中のたき火】


 JICAボランティアの同期6人と別れて、アルハンガイ県に来たのが、今から二ヶ月前になります。日本人1人でここに来たときは、不安でとても辛かったですが、周りのモンゴル人の方々に助けて頂き、何とか今まで生活する事ができてきました。3か月暮らしてみて、自分が警戒していただけで、そんなに危険な人ばかりではないなと感じました。今回は、モンゴル人の友達想いで、素敵な人柄について書きたいと思います。

 先日、マヌケなことに自宅の鍵をなくしてしまい、家に帰れなくなったことがありました。偶然帰ってきた隣人が、鍵を探し回る私の姿を見て、初対面にも関わらず、「どうしたの?」とすぐに声をかけてくれました。「鍵がないの?うちの中で、もう一度見てみたら?」と自宅に招き入れて、探させてくれました。更に、彼女の知り合いでもある私の同僚に、電話で相談してくれたらしく、同僚にも現状を伝えることができました。私は一旦職場まで探しに戻ると伝え、彼女は「もし鍵が無ければ、またうちに来ていいよ。」と言ってくれました。
 
 結局病院でも見つからず、外は真っ暗で探すこともできず、途方に暮れていると、また別の同僚が1人仕事から帰ってきました。その時点で、19時半位だったと思うのですが、彼女も同僚や掃除係に鍵を見てないか聴き込んだり、鍵の開け方を聞いたりと、30分近くかけて、自宅に入る方法を考えてくれました。その後、別の同僚が車で病院まで来てくれて、更に話し合ってくれました。最終的に、「もう夜遅いので、今日は同僚の家に泊まるってことでもいい?明日の朝、ドアを見て鍵を買って取り付けてもらおう。」と提案してくれました。

 その提案をありがたく思いながら、私は同僚の家にお邪魔させて頂きました。同僚は途中で夕食と朝食の材料を買い、帰宅後、料理をふるまってくれました。料理を作っている間、ソファで寝ていいよと、枕や布団を貸してくれました。さらには、インターネット、テレビまでも見たい番組を見てと、まるで本当の家族のように自由に使わせてくれました。鍵をなくして、先程まではどん底にいるような顔をしていた私が、それがウソだったかのように、家族と相撲を見たりしてケラケラ笑っていました。そして夕食は、彼女はあえて言いませんでしたが、キムチや鶏肉料理、ご飯など、日本人の私に合うようなメニューにしてくれていました。

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【夕食づくりの風景】


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【モンゴル風ではない夕食】


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【相撲を見る旦那さん】

 
 更にシャワーを夕食後に貸してもらい、タオルや歯ブラシ、温かいバスローブ、ヘアドライヤーも使わせてもらいました。就寝の際には、普段彼女が使っている大きなベッドを貸してくれ、私に気を遣ってすぐに寝かせてくれました。彼女の旦那さんも甥っ子も優しく話してくれ、とても幸せな気持ちで眠ることができました。翌朝もパンと卵焼きという、日本らしい料理を作ってくれました。また、普段なら彼女達は徒歩30分かけて通勤・通学をしているのに、私が寒さに慣れていないからとタクシーを呼んでくれました。歩くときはいつもの様に腕を組んで歩いてくれ、私はそれをとても頼もしく感じながら歩いていました。

 家に入れないと気付いたときは、絶望的な気持ちでしたが、周りのモンゴル人達の大らかな優しさと、オープンな明るさに物凄く救われました。今回ちょっとした事件があり、改めてモンゴルの方々の優しさを切に感じましたが、日々の生活の中でも、このように彼らに助けられていることは多々あります。そして、「この人達のようになりたいなぁ。」と感じることも、多々あります。もちろん、不満に思う時(約束が守られない時やゴミをほったらかしにする時など…)もありますが、今は自分にとって新しい人との付き合い方を知れたこと、またその仲間の一人になれた事をとても嬉しく感じています。
 もし、今後モンゴルへ来るのが不安だと思われてる方がいらっしゃれば、はじめは理解できない部分も多いと思いますが、現地の方と時間を共有することで理解が深まり、とても楽しい所だと思えるのではないか、という事をお伝えしたいと思います。
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