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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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●●私の活動●●

文と写真=藤川理恵(ふじかわ・りえ)
平成27年度3次隊 青年海外協力隊
職種:看護師 活動地域:ダルハンオール県


 こんにちは。平成27年度3次隊の藤川理恵です。モンゴルに来て1年3か月がたとうとしています。
 私は首都ウランバートルより220Km北上した場所にあるダルハンで看護師として活動しています。
 今回は、活動の様子について紹介したいと思います。

■活動先について
 私は、ダルハンオール県総合病院で2016年2月より活動しています。
 ダルハンオール県総合病院は、1972年に設立され、現在16病棟、370床、看護師約250名、全職員数約500名、年間外来患者数約7万人で、同県の3つの村及び隣接するセレンゲ県の7つの村を対象とした救急対応病院となっています。過去にJICAボランティアの他にオランダやイギリスからのボランティアも受け入れたことのある病院です。
 私への要請内容は、主に医療技術の向上のために看護技術の紹介やアドバイスを行うことです。

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病院の外観


■モンゴルの病院を見て感じたこと
 前述したとおり、私への要請内容はスタッフの医療技術の向上ですが、赴任して初めの3ヶ月間病棟を見学すると、寄付などで思ったよりも物品がそろっていたり、院内・外でモンゴル人同士の医療セミナーを実施したりしており、知識の普及や学ぶ姿勢はあるのかなと感じました。
 しかし、セミナーで学んだことが実践に生かせておらず、セミナー等に参加したらそれで終わりという傾向が強いなと感じました。そして、知識や技術の前に患者さんや家族への対応が日本の医療現場とは異なりすぎることに驚きました。
 日本では、患者や家族が中心の医療ですが、モンゴルではその逆という印象を強く受け、始めのころはそのスタッフの態度に怒りや葛藤を感じました。
 しかし、突然来た信頼関係もなく言葉も拙い外国人に色々言われても、伝わることは少ないだろうと感じ、最初は質問をさせてもらいながら見学を行いました。

■その後実施していること
 私は、技術や知識の普及の前に患者や家族への対応や看護師の仕事とは何かということを中心に伝えるべきだと思ったので、それについてのセミナーを実施し、患者さんに定期的にアンケートをとりながら看護師の考え方や態度に変化が見られているかを評価しています。文化の違いや、国民性などもあり、考え方や態度を変えるということは2年間の任期では難しいと思いますし、日本の看護や医療が全てモンゴルに適切とは思わないですが、モンゴル人が当たり前と感じていることは、外部からみると当たり前ではないこともあるということを伝え、自分たちの行動を振り返る機会になったらいいなと思っています。

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セミナーの様子


■その他
 看護師に心電図を読めるようになってほしいというカウンターパートの思いがあり、心電図のセミナーも心電図の装着方法から実践を交えながら実施しています。
 しかし、一回実施しただけでは理解や実践にはつながっておらず、病棟を回りながら繰り返し実施しているところです。
 また、バイタルサインなどの観察やアセスメントの方法の理解が乏しく、ただ記録用紙を埋めればよいという傾向が強いので、カウンターパートとともに病棟を回りながら患者さんを一緒に観察し、アセスメントを行っています。
 その他に、歴代のボランティアが実施してきた精神科での作業療法を継続してほしいという配属先の思いがあり、月一回精神科での作業療法を実施しています。
 私の任地には私の他に保健師と理学療法士の隊員が活動しています。そして、ダルハンオール県の死因は脳卒中が多いです。そのため、3名でダルハンにある家庭病院(モンゴルで国公立の病院を受診する前に緊急でない限り、一番に受診する病院)を回り、脳卒中患者を対象としたデイケアを実施しています。

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心電図セミナーの様子


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デイケアの様子


■最後に
 任期の2年間で大きな変化は難しいと思いますが、小さなことでもいいので私がいなくなった後も継続してできることを残せたらなと思っています。そのためには、新しいことをたくさん実施するのではなく、カウンターパートとともに必要と考えたことが定着するように繰り返し実践の確認を中心に残りの任期の活動をしていけたらと思っています。

タグ : 隊次 273/ 職種 看護師/ 地名 ダルハンオール県ダルハン

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