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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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●●モンゴルの作業療法士●●

文と写真=大槻美佳(おおつき・みか)
平成28年度1次隊 青年海外協力隊
職種:作業療法士 活動地域:ウランバートル市


 モンゴルに来て約半年が経過し、初めての冬に早速風邪をひいてしまいました。栄養と休養、そして内服薬の効果により回復しました。 皆様元気でお過ごしでしょうか。
 今回はモンゴルの作業療法士(リハビリテーション職種の一つ。主に生活機能に関わる。略称OT。) について紹介させていただきます。

■モンゴルの作業療法に関わるヒト・モノ
 現在モンゴルの作業療法士協会には17名が在籍しており、ほとんどは首都ウランバートル市内の病院や幼稚園で働いています。元は看護師や伝統療法士など別の仕事をしていた人たちだそうで、海外でOTの研修を受けるか、国内で開催される講座を受けるなどして、「хөдөлмөр засалч(フドゥルムル・ザサルチ=作業療法士)」を名乗っています。
 私の配属先のOT室には過去に世界保健機構(WHO)や様々な国から支援が入っていたこともあり、いろいろな物品が置いてあります。また青年海外協力隊は私が3代目であり、過去の協力活動からリハビリテーションのパンフレットが揃っていたり同僚たちが気軽に話しかけてくれたりするる等、就任時から充実した環境が整っています。

20170203_Ootsuki_01.jpg
OT室の様子。10月27日の世界作業療法の日を祝い、作業物品やパンフレットを並べたもの。


■作業療法士の教育
 モンゴルでは、2014年から国立の4年制大学で作業療法士の養成が始まりました。今は最高学年が3年生で、2018年に初めての卒業生を出すことになります。自国でOTの教員をする人が居ないため、教鞭をとるのは理学療法士(リハビリテーション職種の一つ。主に身体機能に関わる。略称PT。) の先生か、海外の講師たちです。過去にはこの大学で6週間のOT養成講座が開催されていたそうです。
 私の活動は病院が中心ですが、配属先の病院と大学が近くにあるため、授業に顔を出したことがありました。3年生は7人。皆真剣に授業を受けています。積極的に質問をする学生もいて、とても感心しました。


20170203_Ootsuki_02.jpg
授業の風景。モンゴル語の教科書が無いので、コピーされた資料や先生の口頭での説明を一生懸命書き写します。


■現場のOTと学生たちそれぞれの役に立つように
先日、学生たちが配属先に来院しました。日常生活動作(ADL)を評価するという授業の一環で、OT室の見学に来たそうです。見たことを一生懸命に吸収しようとする学生たちに、患者さんの生活はこの部屋の中だけでは捉えきれなくて云々と話をしていましたが、自分自身が患者さんの日常生活をよく知っていないことに改めて気づかされました。

20170203_Ootsuki_03.jpg
学生の病院見学。先生は日本語が堪能で英語が得意な学生も居るので、3カ国語が混じりながらのコミュニケーションとなります。


配属先の同僚は、果たしてどのくらい患者さんの全体像を捉えられているのだろうか…。ふとした疑問から、職員と患者さんの関係のみならず医療事情や社会背景が頭をよぎりました。これから大学で基礎項目を学んできた人材が社会に出て働くようになります。それを思うと、現在の同僚たちに必要なものが何か、ぼんやり見えたように感じました。
冬が厳しいモンゴルですので、自分に無理のないペースを保ちながら配属先や学生たちと交流を続けていこうと思います。

タグ : 隊次 281/ 職種 作業療法士/ 地名 ウランバートル市

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