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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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文と写真=兼村優子(かねむら・ゆうこ)
平成27年度2次隊 青年海外協力隊
職種:観光 活動地域:ドルノゴビ県サインシャンド



 みなさん、こんにちは。
 モンゴルの南東部に位置するドルノゴビ県で、外国人の観光推進活動を行っている兼村優子と申します。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、当県の主要な観光地であるハマリーンヒード周辺を今回紹介させて頂きます。

■ムーム岩石
 ムーム岩石は、第5代活仏のロウサンダンザンラブジャー(以下ダンザンラブジャーと記載)が、当時地位が低く、“願いの山”(後述参照)の頂上に登ることができなかった女性の為に作ったものです。ミルクや穀物を捧げながら回り、祈ります。
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ミルクで岩肌が白っぽくなっている


■エネルギーセンター
 エネルギーセンターの中心はハマリーンヒード(寺院)から北へ3km行った場所にあり、2006年9月10日(日取りが良い日)に新しくなりました。ここには、大8・小100の卒塔婆と4つの扉があります。西の扉は、“怒りがなくなる金の扉”、東の扉は“幸運と平和を招く扉”です。一般の人は南の扉から出入りします。
 信者達はエネルギーセンターに着くと、南の扉のボディヤの御目を見て瞑想しながら入ります。入ると、紙に自身の全ての悪事を書いて“ビルドの胃”という石の空洞で燃やします。
そして、上座にある、科学者達が認可した火山の赤い石周辺の“エネルギーセンター”上を裸足で踏み、寝転がります。すると、自分自身の体質を改善させ、たくさんのエネルギーを集めることができます。
 “金の頭蓋骨のオボー(石を積み上げたもの)”は世界のエネルギーセンターの中心地と言われており、хадаг(ハダグ、歓迎や尊敬の意味を表す絹布)を出し、沢山祈ります。すると、エネルギーセンター内の王子たちが喜び、あなたに力を与えてくれます。そして“Ум сайн амгалан болтугай”(オム サイン アマガラン ボロトガイ、平和になってください)と3回言って祈ります。その後、ダンザンラブジャーが作詞作曲した“ウレムジーン チャナル”という歌を歌い、南の扉から出ていきます。
センター内には、他に「時間の軸」という場所もあります。
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エネルギーセンターの外観

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南の扉


■瞑想洞窟、天の鐘、ハマリーンヒード
 ヨルホイン渓谷には、僧侶達が瞑想した108洞窟があります。ここで、ダンザンラブジャーは108日間瞑想して不思議な力を手に入れました。巡礼する人々は、瞑想や本を読むための洞窟等を見学して、“母なる子宮”(洞窟)で生まれ変わり、兄弟と手を繋いで石の階段を降ります。そして、誰もが痛みの治まる岩で元気になって、瞑想洞窟から出ていきます。
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5月初めは、桜を見に沢山の人々が来訪


 鐘を鳴らす風習は、鐘に書かれているお経を世界中に伝えるための儀式です。
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天の鐘の外観


 ダンザンラブジャーは、1821年にウブルバヤスガラントという、近くに丘や林や川があった美しい場所にハマリーンヒードを建設しました。
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冬のハマリーンヒード


■願いの山
 “黒い山”や“願いの山”と人々から名付けられた山が、ハンバヤンズルフ山です。ここで紙に願望を書いて、願いの壺に入れて燃やします。その後、寺院に入り参拝します。そして、(頂上まで行くことができない)女性たちは下のオボーで、男性たちはダンザンラブジャーの魂がある聖なる山に登り、頂上にあるオボーでお酒を捧げ、願い事を叫び、身を委ねます。お酒は天に捧げながら、少しだけ飲みます。残した半分のお酒に願い事を言い、自宅に持ち帰ります。持ち帰ったお酒に、他のお酒を継ぎ足し「聖水」を増やしていき、日々のお祈りに使います。

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運が良ければ、野生の雄羊を見ることも可能


 また、サインシャンド中心部では、県立博物館やダンザンラブジャー博物館(芸術家や教育者でもあったため作品や教本、日本の侍が献上したといわれる刀等を展示)を見学することもできます。
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博物館横にあるダンザンラブジャーの像


 最後に、ハマリーンヒード周辺は、サインシャンド駅や中心地から45分位のところにあり、数時間から1日かけて主に車やタクシーで回ります。皆様のお越しをお待ちしております。

参考文献:NGOノゴーンオルチン等『ハマリーンヒード周辺関連場所』(2014年)

タグ : 隊次 272/ 職種 観光/ 地名 ドルノゴビ県サインシャンド

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