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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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●●学校保健テレビ会議:国境を越えて“性教育”について話し合うこと●●

文と写真=米澤祐佳(よねざわ・ゆうか)
平成27年度3次隊 青年海外協力隊
職種:助産師 活動地域:ボルガン県ボルガン


「性教育」は“性”の教育であり“生”の教育でもある。“性”がなければ“生”はない。
 尊敬する助産師さんがそう言っていたことが忘れられず、頭の片隅に「いつかは性教育ができるおばちゃんになりたいな」と思っていたせいでしょう。JICAの職員さんからきた「学校保健TV会議開催。テーマは性教育」とのお知らせメールに、「参加したいです」と返信していました。
 いきなり話し始めてすみません。ボルガン県保健局で助産師として活動している米澤祐佳と申します。皆さんボルガン県のことはもうご存知ですよね。ある方が言っておられました。「モンゴルで旅行すべきは、ハラホリン、バヤンウルギー、そしてボルガンだ」と。そう、かの有名なボルガン県です。万が一知らない方がおられる場合は、後日また改めて記事を書かせていただきたいと思います。

■学校保健TV会議について
 さて、まず学校保健TV会議とは、ということから話し始めましょう。先日、学校保健テレビ会議というものが開催されました。その名のとおり、各国のJICA隊員とテレビの中継をつなぎ、会議を行うものです。今回のテーマは「性教育」でした。参加国は14ヶ国。主催国はセネガルの方々でした。他国で活動する隊員が参加していたこともあり、久々に同期隊員の顔が見られ、声が聞けてとっても嬉しかったです。参加した隊員は、看護師、保健師、助産師などの医療関係者だけではく、コミュニティ開発や青少年活動など子どもに関わる職種の方もおられ、様々な視点からひとつのテーマについて話し合うことができ、とても新鮮でした。


テレビ会議準備の様子。このような画面で会議を行います。


■参加して思ったこと
 テレビ会議に参加して、私自身多くのことを学ぶことができました。
文化背景によって、性教育に関する写真は教科書に載せてはいけなかったり、教える範囲が限られていたり 、そもそも保健体育や理科、家庭科など性教育を扱う教科が違う国もあったり。そういったことは考えてもみませんでした。 男尊女卑の考えがあって、女性が避妊を望んでも実現されにくいという国もありました。婚前交渉が認められてない国では、コンドームは未婚の人間が隠れて婚前交渉をする際に使うものだから「バカが使うものだ」というイメージがあり、避妊の考えがなかなか浸透しないという国もありました。話を聞き、やはり性教育はその国々の文化や生活、宗教に強く関連しているものなのだと改めて感じました。


参加国の地図。こんなに離れているのに同時にひとつのことを話し合えるなんてすごい世の中ですね。


■性教育、学校保健TV会議のこれから
 日本では毎年100万人の赤ちゃんが生まれます。一方で、人工妊娠中絶の件数は18万件であるのをご存知ですか?おなかに宿ったいのち の6人に1人は、この世界で産声をあげることができないのです。もちろん、何らかの理由があって中絶が行われる場面を目の当たりにしてきたので、この場で是非を語ろうなんて思っていません。しかし、この数字を見てどう思うか、考えてみてほしいと思います。
 「日本の性教育は、性器や行為の話に注目されがちだけど、大切なのはそうじゃないでしょ。性教育で伝える1番大切なことは、いのちの大切さでしょ。」と大学で学び、性教育の深さに衝撃を受けました。
性教育について活動する人を見るたびに、活動的だなーと他人事のように思っていたけれど、まさか自分が海外でこんなにも積極的に関わることになるとは!人生何が起こるかわかりませんね。
 これから、上に書いたような意識が広がり、教育者側からのアプローチが変わり、日本だけじゃなく世界の性教育が変わることを期待しています。性教育が充実することで、悲しい思いをする人が減り、また救えるいのち命がたくさんあるはずです。
 そして、次回の学校保健テレビ会議はモンゴルが主催国となりました。私が中心となって進めさせていただき、今後テーマを決め、2月後半~3月前半に実施することを目標にしています。 実りある会になるよう、精一杯努めさせていただきます!

タグ : 隊次 273/ 職種 助産師/ 地名 ボルガン県ボルガン

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