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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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モンゴル―日本 橋を架け続ける人々

文と写真=並木 愛(なみき・あい)
平成27年度1次隊 青年海外協力隊
職種:小学校教育 活動地域:オルホン県エルデネト


 平成27年度1次隊の並木と申します。昨年7月に来モし、早いものでもうすぐ1年になります。エルデネト市の4番学校に配属され、小学校で図工・特別活動を中心に指導法提案等を行っています。
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(学校の様子)


■モンゴルと日本
 協力隊としてモンゴル派遣が決まってから、色々な場面で「親日国だから安心だね」という言葉を頂きました。実際モンゴルでは「日本人」と言えばそれだけで信頼してもらえたり、興味をもってもらえたりします。「日本に行ったことがある」、「日本語が分かる」と、嬉しそうに話しかけてくれる人も多いです。「日本製品」に対する信頼も厚く、道路には日本車が溢れています。店に置かれる日本製品は、高価でも「品質がよい」と売れるそうです。

 国土を接していない日本とモンゴルが、なぜここまで近い存在なのか?と初めは不思議でした。ですが、その理由を知るまでに時間はかかりませんでした。
 様々な人がこの国と国の架け橋を築き、地道に守り続けてきたお陰なのだ、と。

■「ホランの会」の交流事業
 私は学校での活動の傍ら、市内にある日本語教室を手伝っています。日本語を学ぶ動機も、習熟度も十人十色。指導は難しいですが、日本語を勉強してくれる相手を目の前にするのは、やはり嬉しいものです。
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(日本語教室 小学生クラス)


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(中学・高校生クラス)


 この教室は、日本にある「ホランの会」というNPOとの繋がりを持っており、毎年相互交流のショートステイが企画されます。2016年も日本から6人の方がいらっしゃって、町の一般家庭や遊牧民ゲルに宿泊したり、学校や市内の施設を見学されました。
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(ホランの会交流事業 日本からモンゴル訪問)


 また、相互交流ですのでモンゴルから日本への訪問もあります。
この日本語教室の中・高校生は、日本への切符がかかった選抜テストに向けて勉強に励みます。一度でも日本を訪れた子どもは、日本語・日本文化への理解も、学習への意欲も違ってくるようです。改めて、この交流事業の大きな意義を感じます。
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(写真5 モンゴルから日本訪問)


 ホランの会は今年で18年目に入るそうです。発足当初50名だった会員が85名に増え、機関誌の発行や各種支援活動、交流事業などを精力的に続けておられます。

■日モ親善の情熱と出会う
 日本へ一時帰国をした際の飛行機で、NPO「日本モンゴル親善協会」の理事長さんと隣り合わせました。(お名前はYさんとします)

 その方は、モンゴルの首都に自家用車が走っていなかった時代から、モンゴル人力士の日本招へいを進めたり、モンゴル航空の飛行機を日本へ飛ばすよう進言されたりと、何十年も活動されてきた方でした。かの朝青龍関とも、現モンゴル大統領とも「古くからの友達」だそうです。
 御年80歳を超える今でも、年に5回6回と日モ間を往復し、モンゴル国の振興のために、更なる日モ親善のために、様々な支援を続けていらっしゃいます。

 Yさんは、モンゴルを「世界で一番、頭の良い、誇り高い民族」「世界で一番、美味しい肉のある国」「とても豊かな国土をもった国」と絶賛し、「この国土的資源・人的資源を活かすにはどうしたらいいのか」と、熱を込めて語ってくださいました。

 モンゴルで働く中で、私は課題にばかり目を走らせてしまいます。「異文化を受け入れて、この国を愛さなければ」と焦ってみるけれど、やはり戸惑うことが少なくありません。
 そんな私にとって、「世界で一番!」を繰り返し、まっすぐにモンゴルを愛しているYさんの姿は驚異でした。「こんな風にはなれない」と思いつつ、「少しでも近づけるのだろうか」という漠然とした憧れが、私を支えてくれています。

■たくさんの人の力で
 私達JICA隊員は限られた期間の中で諸国へ派遣され、「国際協力」に携わります。派遣終了後も国際協力を続けるかどうかは人それぞれ。私は元の職場に戻る約束で派遣されているので、あっという間に日本の暮らしに飲み込まれ、モンゴルの地を再び踏むのはずっと先のことになるだろうと、淋しい予感がしています。

 ですが、私が帰っても誰かが派遣されます。ホランの会の皆様や、Yさんの様に、携わり続けてくれる人たちがいます。今回ご紹介できなかった人たちも沢山います。様々な人がそれぞれに可能な方法で、こうして国と国との橋を架け続けているという頼もしい事実を思えば、中途半端な私の「国際協力」も、「釘の一本になれれば十分なのだ」と思えてくるのです。


【休載のお知らせ】
バーサンオンラインは本記事をもちまして、今期の掲載を終了いたします。7,8月の休載期間後、9月より再びスタートいたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。


タグ : 隊次:271 /職種:小学校教育 /地名:オルホン県エルデネト

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