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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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頑張るモンゴルの社会人学生たち

文と写真=高橋あゆみ(たかはし・あゆみ)
平成26年度2次隊 青年海外協力隊
職種:デザイン 活動地域:ウランバートル


サンバイノー(こんにちは、お元気ですか?)現在、モンゴルの首都・ウランバートルにある国立専門学校にてデザイン隊員として活動している髙橋あゆみです。 今回は、活動先の同僚の熱い要望(笑)により、美容師のマスターと云われる資格取得を目標に掲げた社会人コース(マスターコース)で日々奮闘している学生達を、前編・後編に分けて紹介したいと思います。

■マスターコースとは
通常は専門分野であるグラフィックデザイン科で授業を担当しているのですが、月に数回マスターコースの学生達にも日本語の授業や日本の美容やヘアデザインに関する簡単な紹介をする時間を設けています。このコースは20代~40代と幅広い年齢層で構成されていて、中には美容師歴十数年というベテランさんも居ます。私も昼間は社会人として働き、夜間に大学へ通った身で、様々なフィールド、バックグランドを持った仲間と共に勉学に励んだ経験があるので、どことなく親近感があります。
20160610_takahashi_1.jpg

旧正月、クラス最年長の学生さんのお家にお呼ばれしました。
私は若い学生達に紛れ込んで写っています。悲しいかな、もはや先生の面影が全くありません。

それでは、早速このマスターコースの先生と学生2名を紹介したいと思います。
トップバッターはティムジン君。
■ティムジン君 (22)
20160610_tahahashi_02.jpg
いつもニコニコ笑顔の可愛い学生です。


ティムジン君は午前中、学校の授業後に、都心にある国立デパートの隣のDESTROY(デストロイ)という美容室で働いています。
毎晩22時まで美容師として働き、翌日朝8時から学校という大変忙しい日々を送っています。

20160610_tahahashi_03.jpg
職場にて。両手でハートを作っていますが一体誰に向けてでしょう?チャーミングですね。


20160610_tahahashi_04.jpg
チャーミングなのも束の間、仕事中は真剣です。お客さんもいい笑顔。


ティムジン君は、モンゴルの徴兵制による一年間の兵役経験があります。(モンゴルでは原則として、満18歳以上の男子は1年間の兵役義務があります。)その兵役生活で、元々手先が器用な事もあり同じ仲間達の髪を切ってあげたら予想外に好評で、軍隊全体に広まったそうです。その兵役生活での出来事が美容師を目指そうと思ったきっかけとなりました。
JICA関係者も何人かティムジン君のカットやシャンプーの施術を受けたのですが、とても上手だったとの声が上がるほどの腕前。彼には卒業後、更なるスキルアップを目指し、日本で美容を学ぶ目標があり、その為に実習用の美容資材費以外には殆どお金を使わず、一生懸命貯めているそうです。実際ティムジン君は、出会った当初から既に少々日本語が話せていて、日本語の授業も人並み以上に意欲的に取り組んでくれています。私は、帰国後にティムジン君と日本で再会出来る日を心待ちにしています。

それでは続きまして、ドォルゴン君。
■ドォルゴン君 (21)
20160610_tahahashi_05.jpg
青いジャケットがトレードマーク、長身細身でモデルのような学生です。


ドォルゴン君は、去年の9月(モンゴルの新学期)に、首都・ウランバートルから北西へ1336kmのオブス県という遠方の田舎から上京し、学生寮で生活しながら通学しています。上京当初は首都の人の多さに驚いたそうです。寮のリーダーも任されているらしく、寮生や寮の管理もしている真面目な学生です。今は殆ど余暇の時間が無いらしく、就寝前の瞑想が唯一のリラックスできる時だと教えてくれました。

ドォルゴン君は飛行機が大好きで、飛行機模型コンテストで数々のメダルを獲得し、飛行機設計の専門学校を卒業したのですが、親が経営している美容室を継ぐため、この学校に入学して来ました。時々携帯を片手に、自分が制作した数々の飛行機(模型)の写真を私に嬉しそうに見せてくれます。「ウランバートルで飛行機作りの大会があるから、先生今度一緒に行きましょう!」と誘ってくれた事もあります。
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ドォルゴン君が制作した飛行機。


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故郷のオブスにて。とても楽しそう。


ドォルゴン君は母親との「首都でしか学べない技をしっかり身に付けて、それを私達家族に教えられるような、一人前の美容師になって帰って来て。」という約束を果たす為に、日々頑張っています。トータルビューティサロンが母親の夢らしく、それを叶える為に短期のメイクコースも卒業し、今は美容科にあるメイクコースの学生から色々教えてもらい、共同制作に励んでいます。家族や実家の美容室の未来を話す彼のその瞳は、揺るぎない想いと真剣さそのものを物語っていました。

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ドォルゴン君の実家の美容室。夏休みはここで美容師として家業を手伝うそう。


それでは今回はこの辺で。次回の後編はマスターコース担任の先生へのインタビューを紹介したいと思います。お楽しみに!また来週。
タグ : 隊次:262 /職種:デザイン /地名:ウランバートル

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