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フブスグル県ムルンでの看護・リハビリ合同セミナー②

鈴木 妙子(すずき たえこ)
平成27年度3次隊、青年海外協力隊
職種:看護師 任地:フブスグル県ムルン


 はじめまして。モンゴルの北西部に位置するフブスグル県ムルンに看護師として派遣されている鈴木妙子です。
先週の井木さんに引き続き、医療分科会(以下:ソロンゴの会)として4月にムルンで開催された看護・リハビリ合同セミナーについて、私自身の配属後の活動と合わせて紹介させていただきます。



■配属されてからセミナー開催まで
私は2月からフブスグル県総合病院に赴任し、看護部(管理・情報部門)に所属しています。当初の要請は院内の業務改善と接遇(患者さんとの関わり方)改善でしたが、赴任後配属先との話し合いを通して、病棟巡回をしながら看護師・患者へのアドバイスをしてほしいとの要望があり、まずは病棟見学を通して私自身がモンゴル語に慣れるというところから始まりました。

セミナーの開催が4月ということで、赴任直後で配属先における看護の課題を考えたり、セミナーを通して何を伝えればいいのか悩んだり、自身の拙いモンゴル語での模索は厳しいところもありました。しかし、配属後に病棟を巡回する中から見つけた課題をカウンターパートと話し合い、また先輩隊員である井木さんにも相談に乗っていただいた結果、セミナーの方針を徐々に見出していくことができました。

看護セミナーの参加対象者は、フブスグル県総合病院・家庭病院・全村の各病院の医師・看護師で、60名を超える参加がありました。
1・2日目のセミナーは、看護師や保健師、公衆衛生で派遣中の隊員に加え、ダルハンオール県看護学校の教諭と首都の病院に勤務するリハビリ科の医師にも講義を担当していただき、日本人とモンゴル人とで協力して看護の知識・技術の向上に努めました。3日目はリハビリ隊員による講義で、看護セミナーの参加者にもリハビリについての紹介をしました。

■看護セミナー
看護セミナーでは病棟巡回から考えた課題、看護記録の充実・感染管理・リスクマネジメント・心肺蘇生等の知識・技術の向上を目的としました。
1日目は、午前中にダルハンオール県看護学校の教諭による看護記録の講義を行ってもらいました。モンゴル人講師から直接講義してもらい、かつ現在の教育現場で活躍している教諭からの説明を受けたことで、看護記録への理解を深めてもらえたのではないかと思います。午後からは、看護診断の根拠となるNANDA-I看護診断(看護上の問題を導き出すために用いるもの)とSOAP(看護記録様式の1つ)を用いた看護記録について、隊員が講義を行った上でグループワークを行いました。グループワークでは、日本人グループを作りモンゴル人グループとの記録方法を比較してもらえるようにしました。今後も看護記録については経過を追っていく必要はありますが、今回モンゴル人と日本人双方からの講義を通して理解を深めてもらえたのは良い機会だったと思います。
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モンゴル人講師による講義


2日目は、感染管理についての理解を深めてもらうために、肝炎についての講義の後、感染のリスクや感染予防方法についてグループワークを行いました。実際に物品を用いて、使用時に注意することを発表し合ってもらい、モンゴル人同士で意見を出し合ってもらったことで、理解が深まったのではないかと思います。その後は、リスクマネジメントについての考え方や委員会をどのように組織し運用していくかについて講義しました。
また、心肺蘇生の技術向上のために隊員が実技を交えた講義を、心臓リハビリについて首都の病院に勤務する医師が講義を行いました。セミナー後のアンケートでは心肺蘇生の講義の人気が高く、実技を通して学んだ後に、心臓リハビリについて知識を深められて良かったとのコメントもいただきました。
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心肺蘇生


3日目は、今回のセミナーが多職種協働で行われることから、チーム医療について紹介したいと思い、講義を行いました。参加者のチーム医療についての認知度は低かったので、今回紹介することが出来、興味を持ってもらえて良かったと思います。
その後リハビリについて、ベッドサイドで必要となるポジショニングや移乗介助、言語聴覚士による嚥下訓練を紹介しました。参加者に患者・介助者役となって実際に体験してもらいました。神経科やICUの看護師長が積極的に介助役として参加してくださり、他の参加者にも刺激になっていたようでした。
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リハビリ


■セミナー開催を通して
看護セミナーには60人を超える参加があり、参加者の9割が看護師でしたが、医師の参加も数名あり、多職種の方から興味を持ってもらえました。セミナーのアンケートでは大変高い評価を得ることが出来、協力隊への感謝の言葉もたくさんいただくことが出来ました。
セミナー後、講義資料についての問い合わせが多くあり、セミナーに参加できなかった方々への波及があることも嬉しいことです。
今回のセミナーをきっかけに、看護の知識・技術が向上されていくように、今後も活動を頑張っていきたいと思います。
最後に、今回セミナーを開催するにあたりご協力頂いた関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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集合写真




タグ : 隊次:273 職種:看護師 地名:フブスグル県ムルン

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