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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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モンゴルで番組制作を伝える②

文と写真=坂井 佳史(さかい・よしふみ)
平成27年度2次隊、シニアボランティア
職種:番組制作 任地:ウランバートル市


 前回は、配属先の大学についてとモンゴルのテレビ事情について書かせていただきました。今回は私の活動について報告します。

 現在の主な活動としては、大学で週3コマの講義と、クラブ活動(広告制作クラブ)の指導を行っています。前回も記しました通り、私はこれまで大学や会社で、放送や番組制作について理論的・体系的に学んだ経験はありません。また、これまで人前でお話ししたこともほとんどありません。今回は、試行錯誤しながら取り組んでいる2つの講義について記します。

 ・企画を作る講義
 演出と撮影を専門に学ぶ3年生を対象に、実在の日本のテレビ番組や動画コンテストを題材に、企画の作り方について講義をしています。
 これまで、日本のあるテレビ番組を見て、その番組内容に沿った企画を作ってきました。企画書を作る必要性やそこで織り込むべき事柄・考えるプロセスや良い企画の共通点などを確認しながら、学生が一人一つの企画を作り、それを翻訳してもらったうえで、日本の後輩ディレクターにも講評してもらいました。モンゴルらしい、個性豊かで魅力ある企画がたくさん集まり、後輩も私も楽しく読ませてもらいました。
 現在は、モンゴルからでも応募できる、日本の動画CMコンテストの企画を考えています。
 講義で扱うのは企画を作るまでで、動画制作やコンテスト参加は自由と言っていますが、けっこうな数の学生が「今すぐ動画を撮りたい」「応募したい」と、企画へのアドバイスを求めています。自分の作品が外国で、とりわけ日本で見てもらえる・評価してもらえるということが強いモチベーションになっているようです。

20160415_sakai_1.jpg
講義中の様子。考えた企画を持ち寄り、グループで交流し、お互いにアドバイスをしています。彼らは大学生活の中で数多くの映像作品を作るのですが、企画を書く・説明するという作業はあまり経験していないようです。不慣れながらも一生懸命取り組んでいます。


 ・番組制作ガイドブックを作る講義 
 演出と撮影を専門に学ぶ4年生には、番組制作上の留意点をまとめたガイドブックを作る講義を行っています。
 日本の制作現場でおきた具体的なトラブルの事例を題材に、「どう準備するか」「どう対応するか」考え、意見を交流させながら、モンゴルの実情を踏まえた番組制作のガイドブックを作っています。
 このような内容にしたのは、卒業を間近に控えた学生たちに、制作現場に出た時に支えとなる指針となるものを提供しておきたい、そんな思いからです。
 日本のトラブルの事例を挙げると、「そんなことでトラブルになるの?」、「モンゴルの人ならそんなことしないよ。」、「細かすぎる。」と驚かれることも多々あります。そんな事例にもイメージしながら深く考え、活発に意見が交わせる彼らの姿に強い期待感を抱かされます。

20160415_sakai_2.jpg
講義中の様子。事例に対しての考えをワークシートに書いています。
みんな紙いっぱいに考えを書き、発言を求めると次々に手が挙がり、
多様な意見が集まります。


 いずれの講義でも、「日本のやり方、考え方が全て良いわけじゃないですよ。」と常々言うようにしています。
 放送やメディアは文化であり、そこで表現される番組やコンテンツにはその国の思想や習慣・歴史が色濃く出るものだと思います。だからこそ私の活動の中では、日本のやり方・考え方を「教える」のではなくて、日本の放送・番組制作をできるだけありのままに「伝えて」、そこからモンゴルの放送のこと・番組制作のことを主体的に考えてもらうということを強く意識しています。

 「楽しくなければテレビじゃない。」
あるテレビ局のキャッチフレーズにひかれて、この仕事を選びました。まだまだモンゴル語が至らず、通訳の方頼りで、学生の考えや思いに十分に心を寄せられていない現状が歯がゆいですが、学生たちに放送という仕事の楽しさ、見る人聴く人に楽しんでもらうことの喜びを感じ取ってもらえるような関わりがこれからもできればいいな、と思っています。

 ・前回のクイズの答え
 5人の女の子たちは一人一個ずつカゴからリンゴを取っていったのですが、最後の一人は残ったリンゴをカゴに入れたまま持っていたからです。
(なぁんだって感じでしょうか。失礼しました。)

タグ : 隊次 272/職種:番組制作/地名:ウランバートル市

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