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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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モンゴルで番組制作を伝える

文と写真=坂井 佳史(さかい・よしふみ)
平成27年度2次隊、シニアボランティア
職種:番組制作 任地:ウランバートル市



いきなりですがクイズです。
 部屋の中にリンゴが6個入ったカゴが置いてあり、女の子が6人いました。女の子が1人1個ずつリンゴを取りましたが、カゴの中にはまだリンゴが1個残っていました。なぜでしょう?

 ウランバートルにある放送メディア芸術大学で活動をしています、27年度2次隊の坂井佳史です。
モンゴルに来て半年が経ちました。
 「ご専門は何ですか?」と大学内外でよく尋ねられます。ですので、私のことを少しだけ。大阪のある放送局に勤務していますが、今回2年間会社を休職して参加させていただいています。放送局ではバラエティ番組制作、ラジオ制作、営業、編成、経理など様々な仕事をしてきました。ですので「スイマセン、専門はないんです…。」とお答えしています。

 ・配属先について
 放送メディア芸術大学は、放送・映画などメディア業界での活躍を志すモンゴルの学生たちが、専門的な知識や技術を学ぶ国立の四年制大学です。「記者」「テレビ・映画演出」「アニメ・マルチメディア」「サウンド・テレビ技術」の4つの学科があり、およそ700人の学生が学んでいます。講師は50人ほどで、その多くはモンゴルの制作現場で豊富な経験を積まれているとともに、ロシアなど外国で理論的に学ばれている方々です。

 昨今、日本の大学でもメディア関連の学科が増えてきましたが、メディア専門の国立の大学はありません。あわせて言うと、私を含む日本のマスコミに勤める人の多くは、大学生の時にメディア関連の勉強をほとんどしていません。
 日本のマスコミでは、「会社に入ってから現場に行って、先輩を見て、失敗して、覚える」という古式ゆかしい学び方をしていきますので、マスコミで仕事をしたいと考える学生にとってはモンゴルの方が恵まれた環境であるのかもしれません。
20160408_sakai_1.jpg
大学の外観です。MNB(モンゴル国営放送)に
隣接する3階建ての建物です。
学内にはJICAからサポートを受けたスタジオ設備、機材も整っています。


・モンゴルのテレビについて
 ウランバートルにいますと、モンゴル国内の無料放送だけでも、およそ60のチャンネルを観ることができます。日本では、一地域で地上波・BSあわせて10を超える程度ですから、その多さが際立ちます。
 一方でその中身となると、外国から購入したドラマや映画が多いです。自社で制作した番組もあるにはありますが、スポンサーからお金をもらい特定の人や物を宣伝しているような、広告とも番組とも取れるような内容のものや、過去の映像を再利用した番組・再放送番組が目立ちます。
 また、テレビに興味があるはずのこの大学の学生たちに「毎回楽しみにしているテレビ番組は?」と聞いても、テレビの番組名が次々とは挙がってきませんので、どうやらモンゴルのテレビは若い人たちに魅力的なコンテンツを十分には提供できていないようです。
 その原因の一つとして、最近の景気状況・テレビ局数の過多などによる、モンゴルのテレビ局の経営環境の厳しさ・広告収入の少なさが挙げられます。そのため、なかなか番組制作に十分な予算がかけられない状況のようです。
20160408_sakai_02.jpg
学生たちから一番人気の番組「Mongolia's Got Talent - Авьяаслаг Монголчууд
(アビャースラク モンゴルチュード)」いわゆる才能発掘番組です。
ただ、毎週のレギュラー番組ではなく、秋から年末にかけて新作が制作、放送されます。


 この現状で何ができるか。
  「お金が無いなら、その状況を楽しんで、知恵を絞れ。」が大阪で番組を作っていた時、よく聞かされた言葉です。
ということで、私の講義では、知識や技術の習得よりも、まずは番組制作を楽しむ意識と柔軟な発想力・思考力を身につけてほしい、そんな思いで最初のクイズのようなものを「つかみ」にしながら講義をしています。

 次回はその講義を中心とした活動について報告します。
あとクイズの答えも、ですね。

タグ : 隊次 272/職種:番組制作/地名:ウランバートル市

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