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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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『モンゴル国立オペラ・バレエ劇場~真冬の夢~』

文と写真=加藤 絵美(かとう・えみ)
平成27年度1次隊 青年海外協力隊
職種:小学校教諭 活動地域:オルホン県ジャルガラント


 オルホン県ジャルガラント・ソム(村)で、小学校教育・図工の活動をしている加藤絵美です。モンゴルに来て約半年、活動の方はこれからまだ工夫が要りそうですが、モンゴルの子どもは元気で素直でいいですね。一緒になって図工を楽しんでいます。

 1月に入り、4学期制のモンゴルは2学期までが終了し、3週間の冬休みに入りました。ジャルガラントは静かでいい所ですが、折角の休みなので首都UB(ウランバートル)の都会の空気が吸いたくなり上京しました。私が今回UBに来た目的の一つに、「モンゴルのバレエ劇場に行ってみたい」というものがあり、それが実現したのでレポートします。(すでに行かれた方には物足りない部分もあると思いますが、お許しください。)

 福島県の訓練所でモンゴル語クラスの先生から「モンゴルにもバレエ団があり、ロシアの影響を受けて発展してきた」という話を聞いた時から、バレエシーズンの冬にはぜひ観に行きたい、と思っていました。UBのチンギスハーン広場の東側にあるピンク色の建物、このモンゴル国立オペラ・バレエ劇場では、シーズン中の毎週土日17時から、オペラかバレエの公演が行われているとのことです。
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 チケットは劇場入口の一番左側にある「カッサ」で事前に購入しました。(「カッサ」はロシア語で「チケット売り場」のことです。建物の造り、こういった名称にロシアの影響を感じます。) 入口に、その月に公演される演目が掲げられているので、「カッサ」で観たい日付を伝えて座席表から席を選びます。今回は前から2番目の席をとり、2万төгрөг(トゥグルグ(tg)、モンゴルの通貨単位。2万төгрөгは約1,200円)でした。滞在が限られているので、観るのは最初にオペラの『エフゲニー・オネーギン』と、次の週にバレエの『オランハサ』です。

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 当日。期待を胸に劇場に入ると、こじんまりとしていながらも豪華で美しい内装でした。入って右側にクローク、左側には売店、ホールの柱には、今まで上演された作品の写真が飾られています。赤い絨毯は、よく見ると音符のマークが可愛いデザインです。もし座席が分からなくても、赤い制服の係りの女性が丁寧に教えてくれます。私の席は、オーケストラのすぐ近くで、指揮者との距離も1メートル位近く。おおー。何だかわくわくしてきました。

 『オネーギン』はロシアの作品なので、ロシア語で演じられるのですが、2回の休憩を入れて約3時間。休憩中に、隣の席のカナダから来たという男性に、「この作品をどう思う?」と聞かれました。以前サンクトペテルブルグで『くるみ割り人形』を観た時にも、隣の席のフランスから来た女性にこう聞かれたのですが、ちょっとした批評をシンプルにうまく伝えるのは難しいですね。こういう時に積極的に自分の意見を述べる姿勢に感心します。久しぶりの英語がなかなか出てこなかったですが、その男性が言ったことは私もそうかなと思いました。曰く、「全てモンゴルの人達でロシア作品を演じているのが、すごい。この劇団はロシアや中国でも公演しているんだよ。でも、この劇場では字幕もモンゴル語で内容が分かりにくいのが残念だ。」と。確かにそうで、この方は話の内容にこだわって観ているようでした。自分としては、内容よりも歌とオーケストラのハーモニーを楽しめればいいかなという感じで観ていました。この二つが合わさった音楽の迫力はとてもよく伝わってきました。何にしても、幕間にこういう会話が楽しめるのも面白かったです。

 (今回2回観に行って残念だったのは、観客の数が少なかったことです。オペラで6割ほど、バレエでは半分に足りない観客数でした。もったいないと思いました。)

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 『オランハサ』は、モンゴルのオリジナル作品だったので、モンゴルらしい演出が充分に味わえました。ゲルやラマ僧、モンゴルの干支、トナカイの踊り…デール風の衣装もきれいで素敵でした。2時間の作品で、子ども連れの観客も結構いました。内容は分かりやすく明るいもので、前の席の小さな姉弟が身を乗り出して楽しんで観ているのが、こちらも見ていて楽しかったです。各登場人物の見せ場の踊りでは、自然と拍手が起こっていました。特に、主人公の男性のジャンプは高くてダイナミックで本当にかっこよかったです!!

 オペラもバレエも、出演者と見つめ合えるくらいの近さで観ることが出来る舞台でした。どちらも通じて魅力的だったのは、出演しているすべての人達が、のびのびと楽しんで演じているのを感じられた点だと思います。
 モンゴルの冬は寒いですが、(劇場の中もかなり寒かったので、防寒対策はしっかりした方がいいです。) UBで毎週こういう楽しみがあるのは素晴らしいと思いました。また観に行きたいです。
(劇場ホームページhttp://opera-ballet.mn )
 
タグ : 隊次 271/ 職種 小学校教諭/ 地名 オルホン県ジャルガラント

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