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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として毎週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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フブスグル県の私立小学校

文と写真=佐藤 和彦(さとう・かずひこ)
平成27年度2次隊 青年海外協力隊
職種:小学校教諭 活動地域:フブスグル県ムルン


はじめまして。平成27年度2次隊、小学校教育で派遣されている佐藤和彦と申します。わたしはウランバートルから北西680キロにあるフブスグル県ムルンのダライワンカレッジで活動しています。その活動について少し紹介したいと思います。

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(夜でも学校には照明がついています。)


 配属先のダライワンカレッジは、小学校から大学までの私立一貫校です。1~5年生が小学生、6年生~9年生が中学生、10~12年生が高学生、そして大学に分かれています。小学生は全員合わせて50人程度で、1学年の人数はそれほど多くありません。授業は9時からはじまり、13時40分に終わります。午後は課外活動として、ダンスを高校生に教えてもらったり、キーボードで音楽を奏でたり、算数の問題を解いたりしています。2015年12月に行われたフブスグル県の算数の大会では多くの生徒が入賞していました。

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(1年生の授業。1時間みっちり計算練習。)


 わたしの要請内容は「日本の、子ども中心の学習指導を取り入れる」というものです。現在は、1日2~3時間、算数の授業を中心に体育や図工の授業も行っています。授業後はその日の授業についての検討会をしています。また、先生方から頼まれれば、中学や高校の授業を見学しその授業について話し合いもしています。授業は前日に「ここやって」と言われるので、その指導案を作成し、教材を作っています。

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(5年生の授業。四角形の特性を考えています。)


 授業についてもう少し詳しく。
 モンゴルでは2年ほど前から個性を大切にするという教育が始まりました。開始から2年経過していますが、現場ではどのように指導してよいか浸透しておらず、まだまだ根付いていないのが現状のようです。わたしの学校も同様です。授業では、自分の書いた考えが正解か間違っているかの2つしかありません。なぜそのように考えたのか、なぜ間違ったのかを考える時間がほとんどないため、子ども達は正解へたどり着く方法をひたすら覚えている状態です。教科書の問題数も日本と比べると非常に多いため、それらを終わらせることに重点を置いているようです。

 わたしが授業をするときは、子どもの考えをたくさん聞くようにしています。子どもたちが自分で考え、気づき、話し合い、答えを導き出してほしいと思うからです。はじめの頃は、生徒たちは人前で話をするということに慣れていなかったせいか、手を震わせながら話していました。かわいいですね。「正解でも間違っていてもいいんだよ~」「自分で考えることが大切だよ~」と口を酸っぱく言っているので、子どもたちもわたしの授業のときは、自分自身の考えを言うことにだんだん慣れてきたようです。子どもたち同士で話し合い解決に向かう、というところにはまだまだ程遠いですが、わたしなりに授業を作って、子どもたちに浸透させているところです。

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(2年生の授業。偶数と奇数のきまりを考えています。)


 先生方はとても熱心です。先日、中学校の理科の研究授業がありました。検討会の後、授業をした先生と2時間ほど話をしました。教材への興味のもたせ方はどうだったか、予想のたて方はどうだったか、考察のさせ方はどうだったか、などいろいろなことを話すことができました。他の先生方からも、土日に「教材研究しよう」と誘われることもあります。土曜日の朝から熱心に教材研究している姿にはただただ驚かされています。興味をもっていただけることは嬉しいことなので、先生方の授業の支えになることであればどんどんしていきたいと思います。

 「子ども中心の学習指導」を伝えることは奥が深いと感じつつ、毎日楽しく活動しています。まだまだ活動は始まったばかりです。これから研修や課外活動も行っていく予定です。授業でも授業以外でも、子どもたちの成長を少しでも手助けできるような活動をしていこうと思います。




タグ : 隊次:272 職種:小学校教諭 地名:フブスグル県ムルン

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