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アルハンガイ県とリハビリテーション

文と写真=中野 陽(なかの・あきら)
平成25年度3次隊、青年海外協力隊
職種:理学療法士 任地:アルハンガイ県ツェツェルレグ


 前回は私の任地と活動内容について紹介させていただきました。今回は当院医師の依頼により開催することとなった、リハビリテーションセミナーについて紹介させていただきたいと思います。





■セミナーの準備

 セミナーを実施するにあたり、対象はアルハンガイ県の全村病院、家庭病院、県立総合病院の医師、看護師としました。これまで私は、当院のスタッフのみへのセミナーを行っていたため、今回は対象を広げ県内全域にリハビリテーションというものが広まっていくことを目標としました。私からの発信であると参加者が集まらない可能性があったため、セミナー参加者への伝達は保健局に全面的に協力してもらうこととなりました。 
         
日程は11月10日、11日の2日間とし、リハビリテーションや理学、作業療法の概論を含めた講義と実際の臨床場面に沿った実技指導を実施することとしました。講師は私を含めたJICAボランティアの医療分科会であるソロンゴの会に依頼し、私を含めた4名の理学療法士隊員と、1名の作業療法士隊員が集まりました。さらに、現在首都で働くモンゴル人理学療法士と、彼らを輩出する学校に参加を依頼しました。目的としては、モンゴル人理学療法士からリハビリテーション現場を紹介してもらえれば、アルハンガイ県の医療従事者の方々により理解してもらえると考えたからです。嬉しいことにこの呼びかけに対し、それぞれ1名のモンゴル人理学療法士と養成校教員、そしていつも通訳でお世話になっているБаяраа(バヤラー)さんが参加していただけることとなりました。講師陣は私のカウンターパートを含めた計8名で望むこととなりました。


中野1



■セミナー初日

セミナー初日の午前は、リハビリテーション、理学、作業療法についてボランティアから発表をさせていただきました。モンゴルにおいては新しい概念であるためか、参加者の方々が真剣に聞いてくれていたことが印象に残っています。午後からは、首都の理学療法士と養成校教員が、首都におけるリハビリテーション現場の実情とモンゴル国におけるリハビリテーション分野の展望について発表しました。また、私のカウンターパートが当県におけるリハビリテーションの現状と症例紹介をしました。モンゴル国において、まだ始まったばかりの分野であるにもかかわらず、しっかりと考えられた内容で発表していただき、ボランティアの私たちも多くを学ばせて頂きました。参加者達からも、ボランティアの私達だけで行っていれば出なかったであろう質問が多くあり、大盛況に終わりました。


中野2

中野3


セミナー2日目は、脳卒中後と整形外科術後のリハビリテーションとして2会場に分け、実技指導を中心にセミナーを実施しました。実際に患者さんに協力してもらったり、参加者同士がお互いに実技をしあったりしてもらいセミナーを進めました。当日は多くの医師や看護師が積極的に参加し、新たな技術や方法を楽しそうに学んでいる姿を見て、私自身の今までの活動を振り返って言葉には表せない感情が溢れてきました。


中野4

中野5



■セミナーを終えて

 セミナーを振り返ってみると、予想を上回る40名強が参加していただき、当県にある19村のうち17村から、そして市内全ての家庭病院からの参加者が集まったとのことでした。保健局の職員からは、これだけ広域かつ多くの参加者がリハビリテーションについて学び、各地域へ持って帰ってくれたことは、アルハンガイ県において大きな第一歩になったと言っていただきました。

今後、すぐにリハビリテーションという考えが広まっていくとは思いませんが、このセミナーが当県におけるこの部門の後押しになることを願ってやみません。諸事情により後任要請が出せず、私自身ももうすぐ帰国してしまう状態ですが、私のカウンターパートや当院スタッフ、保健局が協力し合い、リハビリテーション分野を発展させてくれることを楽しみにし、数年後にまたアルハンガイ県を訪れたいと思います。

最後にこのようなセミナーが行えたことは、私の力ではなく、今まで関わってくださった全ての方々のおかげだと考えます。今後も当院への協力を仰ぐとともに、皆様の協力に対し心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


中野6






タグ : 隊次:25-3 職種:理学療法士 地名:アルハンガイ県ツェツェルレグ

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