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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
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アルハンガイ県とリハビリテーション

文と写真=中野 陽(なかの・あきら)
平成25年度3次隊、青年海外協力隊
職種:理学療法士 任地:アルハンガイ県ツェツェルレグ


初めまして。現在派遣されている中でも最も古株となりました、中野陽と申します。今回はアルハンガイ県とリハビリテーションという題名で、全2回に分けて私の活動について紹介させていただきます。


■アルハンガイ県ツェツェルレグについて
まずは、バーサンオンラインにおいて初めての紹介になると思います、アルハンガイ県ツェツェルレグについて、簡単に紹介したいと思います。ツェツェルレグは首都ウランバートルより西方に約450km離れた場所にあり、聖なる山として崇められているボルガン山の麓に、約2万人の人々が暮らしています。

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アルハンガイ県のハンガイとは、モンゴル語で肥沃な大地を意味し、実際に草原はもちろん、森に覆われた山々、豊かな川や湖、そしてモンゴルでは珍しい温泉が各地に点在しています。

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モンゴルではお馴染みの家畜達も、モンゴル国内で一番の飼育数を誇り、新鮮な肉製品や乳製品はアルハンガイ県の名産です。ぜひ皆様もモンゴルに来られた際は観光に来ていただけると幸いです。

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■私の活動

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私は現在、アルハンガイ県立総合病院伝統療法科にて理学療法士として活動しています。任地での活動期間も残り1ヶ月を切り、最後のまとめの時期に入っています。まずは、私の活動を振り返ってみたいと思います。
アルハンガイ県へのボランティア派遣は近年では初めてであり、当配属先への派遣も初という状況でした。モンゴル国においてリハビリテーション分野はまだまだ始まったばかりの分野であり、地方においては理学療法士を始めリハビリテーション分野を専門に行う医療従事者は皆無と言っていい状態です。当院も伝統療法科がリハビリテーション部門を担っている状態でしたが、実際にはモンゴルの伝統的な治療が行われているのみで、リハビリテーションという考え方や、理学療法と言われる治療は全く行われていない状態でした。当院スタッフや、患者においてもリハビリテーションや理学療法の概念はほぼ持っておらず、これらの概念や治療方法の啓蒙活動や、患者への直接的治療を実施していくことが私の活動でした。活動を始めて約1年は共に活動していくカウンターパートもおらず、施設面や理解面で無いものづくしな状況が続きました。医師や、看護師に対し、セミナーや実技指導等を定期的に続けてきましたが、彼らの業務にはなかなか般化されず、1人で業務を行う状態でした。また日本では経験したことのない疾患を持った患者や、身体的な障害が固定化してしまった患者を多く担当し、彼らのニーズに応えることができない自分が腹立たしく、自分の知識や技術の無さに無力感を感じることが多くありました。このような中で、「私が帰った後は何が残るのだろう。」と、いつも頭の中はやるせない悩みでいっぱいでした。

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しかし活動を中盤も過ぎると、私が治療に当たっている姿や定期的に実施してきたセミナーを通して、当院スタッフのリハビリテーションや理学療法への認識が徐々に上がってきているなと感じられる機会が増えてきました。さらに、この夏に事態が好転します。今年度卒業した、アルハンガイ出身のモンゴル人理学療法士が当院に就職してくれたのです。彼女と共に活動を開始したことで、直接的に技術移転を行うことが可能となり、当院におけるリハビリテーション部門の今後が見通せるようになりました。彼女と専門的な話が可能となったことで、私のモヤモヤも徐々に薄れていったことを思い出します。

■思わぬところからセミナーの依頼
このように任期終盤に向け、活動が軌道に乗ってきた今年の10月に、当院へJICAモンゴルの所長訪問がありました。その際、当神経科医師より「アルハンガイ県全域の医師や看護師に対して、リハビリテーションセミナーを実施して欲しい」との依頼がありました。彼とは活動当初より密にコミュニケーションをとってきましたが、彼がリハビリテーションの必要性を感じ、このような発言をしてくれたことが大変嬉しく、地道に活動してきたことが結ばれた瞬間に思えました。さらに、所長からも事務所のセミナーに対するバックアップを確約していただき、当院、保健局、JICA事務所がセミナー実施に向け協力して動き出しました。

セミナーの実施向けては、次号にてお伝えしたいと思います。




タグ : 隊次:253 職種:理学療法士 地名:アルハンガイ県ツェツ

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