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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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モンゴル語?何それ、おいしいの? (後編)

文と写真=池田 佳史(いけだ よしふみ)
平成25年度1次隊 青年海外協力隊
職種:バスケットボール 活動地域:ウランバートル市バガノール特別区


 前編 では、語学学習において比較的得意な方が多い「文字」「文法」についてご紹介しました。

 後編では、苦手意識を持っている方が多いとされる「リスニング」「スピーキング」についてご紹介します。

 文字・文法に続く三つ目はリスニングについて。

 モンゴル語には日本語にない発音が非常に多く「ア、イ、ウ、エ、オ」のような母音が7つあります。個人的に外国語をカタカナ表記することは愚の骨頂だと思うのですが、わかりやすい説明の為にあえて表記するなら「ア、イ、ウ、ヴ、エ、オ、オァ」といった感じでしょうか。

 これに加えて日本語にないラ行の発音(巻き舌で発音するР=「ルァ」行と、空気の抜けるようなЛ=「ルハァ」行の2種類)や、タンが喉に絡んだようなХ=「クハァ」行といった耳慣れしない音のオンパレード。それに加えて、寒冷地域の言語にありがちな口を大きくあけないしゃべり方や、一つ一つの単語が長いためにやたらと早口に聞こえるせいで、ネイティブのモンゴル人の本気トークにはお手上げ、という隊員も多いと思います。

 このように書いてしまうと「ヤマル ヒツー ユンベ!(なんて難しいんだモンゴル語!)」などと感じてしまいがちですが、人間というのは不思議なもので生活していくうちに耳が順応してきて聞き取れるようになってくるもの。特に一緒にいる時間が長い同僚などの話は、言い回しやアクセントを覚えてしまえば大体のことは理解できるようになってきます。

 また自分の良く知っている専門分野などは単語も覚えやすい為、赴任後半年程でリスニング能力は格段に向上するのではないかと思います。

 最後にスピーキング。

 これが日本人のみならず多くの外国人にとって最も難しい部分です。上記の通り、母国語にない音を発声するのはとても難しいことです。それに加えて外来語=脳内でカタカナ表記に変換という悲しい言語習慣に浸っている日本人にとって、モンゴル語の発音というのは至難の業。音声学的な観点で発音時の口腔内の構造を理解して、ひたすら訓練を積めばある程度は近づけるとは思いますが、そんな専門的なのはちょっと・・・という方はどうしたらいいのか。それについてはご心配なく。リスニングの部分で触れたように、人間は適応する生き物。あなたがモンゴル人のモンゴル語になれるように、同僚などもあなたのモンゴル語に慣れてくれます。会話というのは、つまるところコミュニケーション、意思さえ伝われば言語の巧拙は問わずにいくべきでしょう。

 どうしても「モンゴル人みたいに流暢に話したい!」という方は、まずカタカナを頭から消すことから始めましょう。その上でモンゴル人のネイティブな発音を出来るだけ完璧に模倣することです。自分の発音を録音して聞いてみるのもいいかもしれません。

 初めは単語や短い文から、慣れてきたら会話や長めの文章にトライしていく。そうすることでモンゴル語専用の口の動かし方に慣れてくるはず。上達速度は個人のセンスによってまちまちだとは思いますが、それは言ってしまえば歌唱力や運動センスのようなもの。正しいトレーニングを積めばある程度のレベルまでは習得できるはずです。

 長々と書き連ねてきましたが、大事なのは「言語とはコミュニケーションのための手段である」 ということ。どれだけ流暢に外国語を話せても、本人の知識や経験、想いがなければ相手に何かを伝えることはできません。一人の人間としての中身を磨くことが必要であることは言うまでもありません。ですが、その逆もまた然りだということも忘れてはいけません。日本以外の国際社会では「沈黙=意見がない」という評価をされてしまいます。中身を磨いた上で、それを伝える手段としての言語能力を高めることは決して損になることはないでしょう。

 「言の葉」と書いて言葉、一つでも多くの「言の葉」が、人生という一本の大木を、緑あふれる豊かなものにしてくれると素晴らしいですね。

 ・・・まあ乾燥・寒冷地域のモンゴルでは、葉が生い茂った木を見かけることは少ないですが。



 
タグ : 25-1 バスケットボール ウランバートル市バガノール特別区 モンゴル語 言語

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