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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


詳細は こちら をご覧ください。

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モンゴルの陸の孤島チョイバルサンの医療

文と写真=山﨑 友豊(やまさき・ゆうと)

2019年度3次隊 青年海外協力隊

職種:理学療法士 活動地域:ドルノド県チョイバルサン

 
 2019年3次隊理学療法士の山﨑友豊です。
 任地となるドルノド県チョイバルサンに赴任して、約8ヶ月となりました。今回はチョイバルサンの街と活動先となる病院の紹介をしたいと思います。

■チョイバルサンについて
 首都ウランバートルから東へ約640km、飛行機で2時間、車で11時間の場所にある、人口約4万人の街です。生活に必要な物の多くは揃っており、住みやすい街です。

アパートの写真


大型スーパーの写真


スーパーの写真


 首都ウランバートルに日本の大手100円ショップがあり、チョイバルサンにも同様の日本の100円均一があります。商品価格は200円から1000円位と物により商品価格が異なり、日本より割高ですが、日本の食品や生活雑貨がモンゴルに住んでいながら手に入る為とても助かっています。

100均の写真(店の写真)


100均の写真(店内の写真)


■チョイバルサンの病院について
 活動先となる病院は、ドルノド県全域や周辺の県からも患者様が来院する、モンゴル東部の中核病院です。私はその中のリハビリテーション課に所属し、外来患者様、入院患者様に対してリハビリを実施しています。リハビリ室には、リハビリに最低限必要な物は揃っており、病院内の福祉用具店にも様々な福祉用具が置いてあります。

リハビリ室の写真


福祉用具店の写真


しかし、まだまだ、装具などの必要な物は不足している為、患者様自ら必要な物を作るなどの工夫をしながらリハビリを行なっています。

膝の装具の写真


チョイバルサンには、まだまだリハビリが様々な病院で普及していない為、同僚と共に街の小さな病院へ行き、看護師に対してリハビリを指導しています。

指導している写真


また、直接患者様の家に訪問し、リハビリなどを行なったりしています。

訪問している写真


モンゴルの患者様は、身体的に困難な状態でも心が元気な方が多い印象を受けています。私自身も患者様から元気をもらいながら日々活動に取り組んでいます。ぜひチョイバルサンに遊びに来てください。のどかでいい街ですよ。

写真11

タグ :

モンゴルのドラッグストア事情〜日本とモンゴルの大きな違いって?〜

文と写真=中村秋子(なかむら・あきこ)

2018年度2次隊 青年海外協力隊

職種:看護師 活動地域:オルホン県エルデネト


 こんにちは。
 2018年度2次隊、看護師の中村秋子です。エルデネトという街で活動しています。
 モンゴルに来て早いもので6カ月が経ちました。日本とモンゴルの医療の違いに戸惑いながらも日々活動しています。

 突然ですが、ドラッグストアは好きですか??私は日本に住んでいる時から大好きでした。薬の販売だけではなく日用品から食品、コスメとたくさんの商品があるのでついつい立ち寄ってしまいます。
 実はモンゴルには薬局がたくさんあります。日本でいうドラッグストア的な大きな店舗もあります。
 今回はモンゴルのドラッグストアと、医療事情も併せて紹介をしたいと思います。

■あちらこちらに
外写真1

 この看板が目印です。Эмийн сан(エミーンサン)と読みます。街のいたるところで見かけます。
■大型ドラッグストアの紹介
外見写真1

 このドラッグストアは介護用品(車椅子、簡易トイレ、おむつなど)からシャンプー、リンス、などの日用品からサプリメント、化粧品、食品も売っていて私のお気に入りです。営業時間は24時までと遅くまでやっているようです。日本製の自動血圧計も売っていました。
店内写真1

店内写真2


 モンゴルでは中国、韓国、ロシア製品を多く見かけますが、とりわけ赤ちゃん用品はベビーフード、おむつなど日本製の物が多いような印象を受けます。
 化粧品も日本製のものがあります。モンゴルはとても乾燥しているので保湿力の高い日本の化粧品は人気があるとのことです。
 日本のサプリメントも人気があるようでモンゴル人からよく「どんな成分なの?」「何が入っているの?」と聞かれます。最近は「青汁」について患者さんから飲み方や成分についての質問がありました。が口にあったかどうかはわかりません。。。。

■日本との違い
店内写真3

 日本のようにカウンター後ろにたくさんの薬が並んでいます。頭痛薬、抗菌薬、塗り薬、日本のように様々な薬が買えます。
 モンゴルの病院では一部の薬剤を家族が薬局で購入します。
 病院で医師に指示された薬剤を購入し、看護師に渡してから投与しています。

店内写真4

 点滴もこのように冷蔵庫に入って普通に売られています。点滴をつなぐ管も一緒に売られています。

店内写真5

 この写真は別の薬局になりますが、医療材料もこんな感じで売られています。太い血管に挿入する管(中心静脈カテーテル)や、手術の時に背中から入れる痛み止めの薬の入れ物、手術の後に傷口に挿入する管などこのように販売されていることに、とても驚きました。また、手術後の傷に貼る絆創膏や、包帯、使い捨て手袋も患者、家族が自分たちで購入しています。
 日本の病院で働いていた時もコストについて考えたことはありますが、モンゴルに来て一つ一つにお金が掛かっていることを改めて実感させられました。

 日本の病院にあるのが当たりまえだったものがモンゴルではなかったり、あっても高価で買えない物だったり、もどかしさもたくさんありますが、いいケアができるようにモンゴル人と協力していきたいです。
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「住めば都」チョイバルサン

文と写真=山田 夢希(やまだ・ゆき)
2018年度1次隊、青年海外協力隊
職種:小学校教諭 任地:ドルノド県チョイバルサン


 投稿が遅くなってしまい、申し訳ありません。
 ドルノド県チョイバルサンの小学校で活動しています、山田夢希です。今回は私の任地や配属先での活動について紹介したいと思います。

■ドルノド県チョイバルサン市
 私の任地であるドルノド県は、ウランバートルから東へ600kmに位置し、チョイバルサン市はドルノド県の県庁所在地でもある都市です。街の中心部には様々なお店や食堂、レストラン、映画館、市場(ザハ)、大きなスーパーもあるため、生活にはほとんど不自由しません。夜になると、お店やレストランはもちろんのこと、学校や幼稚園、道路などもライトアップされ、とても煌びやかになります。

ドルノド県で一番大きなスーパーマーケット(ノミン)
ドルノド県で一番大きなスーパーマーケット(ノミン)


ライトアップされた広場
ライトアップされた広場


また、ドルノド県は国内最大級の草原面積を誇る県でもあります。街の中心部から車で20分程走ると遊牧民が暮らす広大な牧草地帯が広がります。

どこまでも続く地平線とゲルの景色
どこまでも続く地平線とゲルの景色


 ドルノド県からウランバートルまでは、飛行機とバスが通っています。バスは毎日3便が運行しており、ウランバートルまで片道12時間、日本円で約1600円です。飛行機は週に2日の運航で、ウランバートルまで片道1時間半、日本円で1万円前後です。いずれにせよ、かなりの時間やお金がかかってしまうので、なかなか頻繁には行くことができません。

チョイバルサンとウランバートルを結ぶ大型バス
チョイバルサンとウランバートルを結ぶ大型バス


 何もないことで有名なドルノド県ですが、私はいろんな魅力や発見が詰まったこの地が大好きです。みなさん、是非遊びに来てください。


■活動内容
 私の配属先は、街の中心部にあるドルノド県第12学校というところで、全校生徒およそ1200名、教職員74名の小中高一貫学校です。そのうち、私の主な活動対象である小学部は、1〜5年生まで各学年4クラスで児童数は750名、担任20名、小学部の管理職1名が在籍しており、授業は午前午後に分かれての2部制です。
 私は現在、1.全クラスに日本語の歌を教える授業、2.図工と日本語の課外授業(3、4年生それぞれ20名)、3.輪番で各学年の算数もしくは図工の授業を担当しています。その他に、先生方の会議や研修の場で簡単なプレゼンや研修をしたり、放課後に中高生を対象とした日本語教室を開いたり、土日に体育の先生とバレーボールクラブを指導したりしています。
 正直大変なことの方が多いですが、私の授業を心待ちにしてくれる子ども達や先生方や子ども達の喜ぶ姿に励まされながら、日々奮闘しています。今は、とりあえず配属先からの要望に応えたマンパワーな活動が多いので、これからは持続可能な活動に移行していくことが目標です。

日本語クラブ
日本語クラブ


算数の授業
算数の授業


図工の授業
図工の授業


先生方に向けた図工の研修
先生方に向けた図工の研修

タグ :

モンゴルの幼稚園

文と写真=山口美穂(やまぐち・みほ)

2018年度1次隊 青年海外協力隊

職種:幼児教育 活動地域:オルホン県エルデネト


 こんにちは。2018年度1次隊として派遣されている山口美穂と申します。モンゴル北部の都市エルデネトで、幼児教育の活動をしています。配属先の幼稚園は、クラスの人数が多い、長い冬の間は外遊びができないなど、難しい面もありますが、元気いっぱいの子どもたちやおおらかで明るい先生方と、毎日楽しく過ごしています。今回はモンゴルの幼稚園について紹介したいと思います。

■幼稚園の印象
 
 派遣前、途上国の幼児教育について調べ、保育環境が整っていない、必要なものがない中での活動をイメージしていました。でも、モンゴルに来てみると、地域にもよると思いますが、私の配属先の幼稚園には、おもちゃも、製作に使う道具や材料も十分に揃っていました。子どもたちの服装を見ると、女の子は「今日はピアノの発表会?」と思うようなおしゃれな服で登園している子もいて、華やかさに驚くことが多いです。

クリスマス会の様子
クリスマス会の様子


■室内遊び

 室内での遊びは、全員で製作をしたり、音楽室へ行って歌やダンスを教わったり。私の配属先は教育省が指定したモデル園です。自由に遊ぶ時間もあり、日本の保育園とそれほど変わりません。同じ市内の幼稚園では、ワークブック等を使った授業中心の保育を行なっているところもあるようです…

 モンゴルらしい遊びもあります。шагай(シャガイ、羊のくるぶしの骨)は、モンゴルの伝統的なおもちゃ。どのクラスにもたくさんあります。遊び方はいろいろあり、年長クラスでは、占いをしたり、おはじきのようなゲームをしていました。

シャガイ
シャガイ


 モンゴルに来て、チェス盤が売られているのをよく見かけますが、幼稚園にもшатар(シャタル、チェス)の先生が毎週来ていて、希望する子どもたちが教わっています。年長さんにもなると真剣な表情で駒を動かしていて、私もルールは知っていますが、対戦したらおそらく負けるのではないかと思います…


■戸外遊び

 真冬のモンゴルは、最低気温が−30℃以下になる日もあり、とても寒いです。幼稚園では冬になると戸外遊びを行いませんが、9月や10月の暖かい日は外に出て遊ぶこともありました。園庭の遊具で遊んだり、黄葉がきれいな季節には近くの公園までお散歩に出かけ、落ち葉で遊んだりしました。

近くの公園へ
近くの公園へ


葉っぱでおままごと
葉っぱでおままごと


■給食
 幼稚園と言っていますが、日本の保育園のように、子どもたちは朝から夕方まで園で過ごすので、給食や午睡の時間もあります。園の調理員さんたちが作る給食は、家庭の優しい味でとてもおいしいです。

 毎朝、子どもたちが登園するとすぐにお茶の時間になり、каша(カーシャ、ミルク粥)を食べます。お昼には料理が2皿。材料は牛肉、じゃがいも、にんじん等と限られているのに、さまざまな献立があり、「今日は何かな?」と楽しみです。午睡の後はおやつの時間で、お茶と一緒に甘いパンを食べます。調理員さんの気まぐれ(?)で、午前中に乳製品や果物のホットジュースなどモンゴルらしいおやつが出る日もあります。

カーシャ
カーシャ


おやつの焼きたてパン
午後のおやつ


 モンゴルの幼稚園は驚くこともあれば、日本の子どもたちと同じだな、と微笑ましく感じることもあります。これからも、楽しみながら活動を続けていきたいと思います。
 
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モンゴルのバレーボール事情

文と写真=早坂美穂(はやさか・みほ)
平成30年度1次隊 青年海外協力隊
職種:バレーボール 活動地域:トゥブ県ゾーンモド



 今年7月からモンゴルにバレーボールで派遣されている早坂美穂です。
 バレーボールの楽しさを伝えるために青年海外協力隊を志望しました。バレーボールはどんなレベルの人でも楽しむことができるスポーツで、世界中多くの人に愛されているスポーツです。最初はボールを触ることを、楽しみます。そして、だんだんと仲間とつなぐことや、自分の技能を上げてネット越しに強いスパイクを打つこと、そして自分たちで試行錯誤して点数を取ることで楽しみ方も変わってきます。私は、子供たちに、一つ上のレベルの楽しさを伝えていきたいと思います。今の楽しさより、さらに高いレベルの楽しさがあることを知ると、子供たちも目がキラキラし、さらに練習に必死に励むことができます。そんな環境づくりができればいいな、と考えています。日本にはいろんな情報や、たくさんの指導者がいて一つ上の楽しさを味わうことのできるチャンスが多くありますが、海外はそうではないところもあります。情報が少ない事や、準備が不十分なため、その楽しさを追及できないということもあります。そんな環境の中で、なにか工夫をしなければいけないと思いながら、現在試行錯誤中です。


■活動について
 私は、トゥブ県ゾーンモドのフムーン統合学校というところに配属されています。小中高の一貫校です。モンゴルでは、基本的に小中高の一貫校が主流です。私は、現在高校生の男女の課外活動,小・高校生の授業を行っています。課外活動は男子が週に3回、女子が週に4回。それぞれ20名程度の人数がいます。授業は、時期によって教える対象が変わり、バレーボールや体つくり運動を指導しています。また、毎回ラジオ体操も行っています。


■モンゴルのバレーボールについて
 モンゴルでは多くの人がバレーボールに親しんでいます。高校生に趣味は何かと聞くと、バレーボールです、と答える人が多くいました。日本では、あまり考えられないです。授業や部活動でバレーをしますが、趣味ですと答える高校生はかなり少数だと思います。大人たちも、多くの人がバレーボールを楽しんでいます。私の配属先では、高校生の練習の後に大人が集まって週に2・3回練習をしています。また、近くの職業訓練学校でも先生方が集まって練習しているそうです。小学生の授業では、今日からバレーボールの授業をしますと言ったら、とても喜んでいました。そして、授業の中でも、うまくできないけど頑張って何度も挑戦する子たちが多くいます。


■バレーボールの試合について
 私はこれまでに2回の試合の引率をしました。1つはオープン参加の国の大会。もう1つは県の大会。
高校生は大会によって多少ルールが異なります。まず、21点の3セットマッチ。3セット目は15点制。レセプション(サーブカット・サーブを打たれて最初に触るボール)でオーバーハンドパスを使ってはいけなかったりします。
また、県大会の時は深夜まで試合が続きました。男女で1コートしかなく、1日に終わらせなければいけない試合が32試合!!!日本だったら、多くても8試合。と考えると・・・恐ろしい。時間設定はないので、試合が終わったら、コートでのアップの時間は取らず、すぐに試合開始。だとしても多すぎです。私たちのチームは、その日最後の試合が始まったのは夜中の1時半。どんなにバレーが好きでも、この時間にバレーをしたことはないなぁ。選手たちも、待つことも戦いでした。しかし、選手もですが私も、この時間でも試合になるとスイッチオン!!!メラメラしちゃうんですね。この日は残り2試合あり、最後までゲームがあったチームは3時過ぎまで試合をしていたんですね。

そして、2日目は朝の8時から試合スタート。私のチームは12時ごろからだったので、余裕がありましたが、朝早いチームは大変です。そして、この日も、私たちの最終試合開始の時刻は、女子は夜11時から、男子は夜中の1時から。しかも、それぞれメダルをかけた試合なので、かなりの白熱ぶり。男女とも、惜しくもメダル獲得ならず、でした。ですが、今回の試合は、前回の試合でできなかったことができるようになり、試合の中で成長したことがたくさんありました。私の課題もいくつかありますが、まずはこの試合のシステムを把握し慣れることですかね。そこから生み出される作戦や戦略も多くありそうです。

 モンゴル式の試合の流れを勉強しつつ、子供たちにバレーボールの楽しさを伝えていきたいと思います。

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