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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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〜 え、モンゴルって思ったより住みやすいじゃん!!〜

文と写真=小野寺 絃(おのでら・げん)
2018年度2次隊 青年海外協力隊
職種:柔道 活動地域:ウランバートル市



 こんにちは。2018年度2次隊として首都ウランバートルに派遣されている小野寺 絃と申します。モンゴルの国会議事堂から歩いて徒歩3分のところにあるスポーツセンターで柔道指導者として活動をしています。モンゴルで柔道はとても人気の高いスポーツで、私が指導しているモンゴル柔道アカデミーでは、全体で約300人の生徒が日々修行しています。
私はモンゴルに派遣されて6ヶ月が経とうとしているのですが、2月の始めにナショナルチームとの練習中に左足首の骨折をしたため、一時療養帰国をしていました。なので、現在モンゴルに来て4ヶ月程といったところです。
 今回は短期間で日本とモンゴルを行き来した私が感じた、「モンゴルと日本の違い」についていくつか紹介したいと思います。


・乾燥について
 モンゴルといえば草原というイメージを持つ方が多いと思います。日本と違って乾燥帯であるため、水が少なく樹木が育ちにくい環境です。だからと言って、全く樹木がないわけではありません。日本であれば日光を受けて樹木が育っていくのに対し、モンゴルの場合は日差しが強すぎるため日光を避けて樹木が育ちます。どこも乾燥しているので乾燥で喉を傷めてしまうことも少なくありません。なので、部屋には加湿器が必須です!
 乾燥していて良い点としては、とにかく服が乾くのが早いということ。例えば、生地の厚い柔道衣なんかも、夜洗濯して干すと翌朝には乾き過ぎて立ってしまうくらい乾燥しています。

写真①柔道着



 ・日没時間について
 モンゴルは標高が高く、日本に比べて日没時間が遅いです。インターネットで調べたものによると、2018年の7月1日の日没時間は22時を越えています。今の時期でさえ、時間を忘れてのんびり行動をしていると「もうこんな時間なの?!」とびっくりすることもあるので気を付けたいと思います。

写真②日没

 
写真は、5月中旬のウランバートル市内の写真です。時間は20時30分で、建物に隠れて日は見えませんが、まだまだ明るい状態です。


 ・ジムについて
 モンゴルの夏はとても過ごしやすく、日本より少し涼しいくらいの気温なのですが、真冬になるとマイナス40度にもなる極寒の地です。そのため、冬は運動するためにジムを利用する人が多く、ウランバートル市内にはたくさんのジムがあります。
 
写真③ジム


 モンゴルの人は日本人に比べて体格が大きく、中でもモンゴル相撲などの競技に携わっている人は、身体が大きくて逞しい人が多いです。
 写真は私が通っているジムの写真なのですが、1ヶ月90,000₮(トゥグルク:モンゴルの通貨)(日本円で3,700円程)と安く利用できます。サウナが付いている高級なジムになると、1ヶ月260,000₮(日本円で10,800円程)と日本とさほど変わらない値段にまでなってきます。
 モンゴル人の平均月収が880,000₮(日本円で37,000円程)なので、そういった高級なジムに行けるのは一部の富裕層の人のみです。

 以上、私が感じたモンゴルって住みやすいじゃん!!と感じた点についての紹介でした。

写真④広場

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モンゴルのドラッグストア事情〜日本とモンゴルの大きな違いって?〜

文と写真=中村秋子(なかむら・あきこ)

2018年度2次隊 青年海外協力隊

職種:看護師 活動地域:オルホン県エルデネト


 こんにちは。
 2018年度2次隊、看護師の中村秋子です。エルデネトという街で活動しています。
 モンゴルに来て早いもので6カ月が経ちました。日本とモンゴルの医療の違いに戸惑いながらも日々活動しています。

 突然ですが、ドラッグストアは好きですか??私は日本に住んでいる時から大好きでした。薬の販売だけではなく日用品から食品、コスメとたくさんの商品があるのでついつい立ち寄ってしまいます。
 実はモンゴルには薬局がたくさんあります。日本でいうドラッグストア的な大きな店舗もあります。
 今回はモンゴルのドラッグストアと、医療事情も併せて紹介をしたいと思います。

■あちらこちらに
外写真1

 この看板が目印です。Эмийн сан(エミーンサン)と読みます。街のいたるところで見かけます。
■大型ドラッグストアの紹介
外見写真1

 このドラッグストアは介護用品(車椅子、簡易トイレ、おむつなど)からシャンプー、リンス、などの日用品からサプリメント、化粧品、食品も売っていて私のお気に入りです。営業時間は24時までと遅くまでやっているようです。日本製の自動血圧計も売っていました。
店内写真1

店内写真2


 モンゴルでは中国、韓国、ロシア製品を多く見かけますが、とりわけ赤ちゃん用品はベビーフード、おむつなど日本製の物が多いような印象を受けます。
 化粧品も日本製のものがあります。モンゴルはとても乾燥しているので保湿力の高い日本の化粧品は人気があるとのことです。
 日本のサプリメントも人気があるようでモンゴル人からよく「どんな成分なの?」「何が入っているの?」と聞かれます。最近は「青汁」について患者さんから飲み方や成分についての質問がありました。が口にあったかどうかはわかりません。。。。

■日本との違い
店内写真3

 日本のようにカウンター後ろにたくさんの薬が並んでいます。頭痛薬、抗菌薬、塗り薬、日本のように様々な薬が買えます。
 モンゴルの病院では一部の薬剤を家族が薬局で購入します。
 病院で医師に指示された薬剤を購入し、看護師に渡してから投与しています。

店内写真4

 点滴もこのように冷蔵庫に入って普通に売られています。点滴をつなぐ管も一緒に売られています。

店内写真5

 この写真は別の薬局になりますが、医療材料もこんな感じで売られています。太い血管に挿入する管(中心静脈カテーテル)や、手術の時に背中から入れる痛み止めの薬の入れ物、手術の後に傷口に挿入する管などこのように販売されていることに、とても驚きました。また、手術後の傷に貼る絆創膏や、包帯、使い捨て手袋も患者、家族が自分たちで購入しています。
 日本の病院で働いていた時もコストについて考えたことはありますが、モンゴルに来て一つ一つにお金が掛かっていることを改めて実感させられました。

 日本の病院にあるのが当たりまえだったものがモンゴルではなかったり、あっても高価で買えない物だったり、もどかしさもたくさんありますが、いいケアができるようにモンゴル人と協力していきたいです。
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モンゴルのゲストハウスでタコなし焼き?

文と写真:奥田 美咲(おくだ・みさき)
平成30年度2次隊 青年海外協力隊
職種:作業療法士 活動地域:ウランバートル市

       
                  
こんにちは。奥田美咲と申します。私は、ウランバートルの西にある国立病院で作業療法士として活動していています。
モンゴルに来て5ヶ月が経ち、長い冬が終わり、やっと暖かい春の訪れを迎えている今日この頃です。
モンゴルの生活にも慣れてきたので、いろんな場所に足を延ばして日々モンゴルの良さを探しています。今回はガイドブックには載っていないちょっと変わったモンゴルのゲストハウスと、そこで食べることができる日本ではおなじみのたこ焼きをモンゴル風にアレンジしたレシピについて紹介します。

 ■ゲストハウス
ウランバートルの中心部から27番バスで北へ一時間ほどのところに、日本人とモンゴル人のご夫婦の営むゲストハウスがあります。そのゲストハウスは小高い丘に建っており、同敷地内には4人用のゲルもいくつか建っています。宿泊するとなると、少し言語面が心配になりますよね。でもここは、日本語はもちろん、モンゴル語、英語も対応して下さるので、安心して宿泊できます。

写真1ゲストハウス



普通のゲストハウスと違う点は、宿泊ができるだけではなく、ご主人がバイクのメンテナンスや部品の取り扱いをしているのでツーリング客も大歓迎なところです。モンゴルの大草原をバイクで走ってみたくなりませんか?
普通の旅行客はもちろん、暖かくなると世界各国からバイクで旅に来ているお客さんもたくさん訪れています。海外から来られる多くの方は、予定を決めず、ふらっと立ち寄り、数週間滞在することもあるそうです。その中には、自身でバイクのメンテナンスをしながらのんびり休暇を楽しんだり、モンゴルからロシアへ旅行する計画を立てたりといろんな過ごし方をされているそうです。
敷地内に建てられているゲルや小屋、砂場やブランコなどはすべてオーナーの手作りで、暖かな雰囲気があり、とても居心地がよくセンス抜群です。

写真2庭にあるゲル


写真3バイクが並ぶ倉庫


今年の春にはオープンテラスのカフェもオープンする予定で、笑顔が素敵な奥様の料理や珈琲は絶品です。
またウランバートル市内から標高が高く、距離が少し離れているので明かりが少なく、夜には満点の星空とウランバートル市の夜景を一望できるスポットです。

写真4ゲストハウスからの景色



■モンゴル風たこ焼き
ゲストハウスにはたこ焼き器があり、モンゴルに居ながらリクエストに応じてたこ焼きを食べることができます。そのレシピは、元協力隊員で現在モンゴルにてお仕事をされている方の発案されたものです。外はサクサク、中はふわトロで、何度でも食べたくなる味です。
たこ焼きの鉄板やカセットコンロはウランバートル市にある韓国系の大型スーパーで手に入ります。ちなみに、たこ焼きが大好きな隊員の中には、日本からたこ焼き器を持ってきている隊員もいるそうです。

■モンゴルたこ焼きの具材
①小麦粉(モンゴル製)
②コーンスターチもしくは天ぷら粉
③卵
④出前一丁のスープ
(最近モンゴルでもどこのスーパーでも手に入るようになっています。)
⑤コーンの缶詰
⑥ソーセージ(モンゴル製)
⑦スライスチーズ
⑧ネギ
⑨パン粉

■手順
①卵をボウルに4個入れ、泡立て器でまぜる。
②コーンの缶詰を1缶入れ、混ぜ合わせる。
ゆで汁を加えると美味しくなります。
③小麦粉とコーンスターチ、もしくは天ぷら粉を入れ、生地を作る。
④出前一丁のスープを1袋入れる。量によって2袋入れても良い。
⑤完成したお好み焼きの生地に、水を加え
3倍に希釈する。美味しいも不味いも、ここで決まります。
⑥かなり水っぽくなると、生地が完成する。

■焼き方
①1センチ角に切ったソーセージを最初にたこ焼き器に入れて焼く。そのときに
ソーセージの油を出す。
②油が出たらパン粉を少々加える。パン粉は揚げ玉(天かす)の代用として使用する。
③ネギを多めに入れて焼く。
④入れた具材が焼けたら生地を流し込む。
⑤生地を流し終わったら、スライスチーズを入れる。
⑥生地が固まるのを待つ。固まってきたら串で生地を切り離していく。
⑦生地と鉄板が離れる頃合いで、ひっくり返す。
⑧はみ出た生地が丸くなるように返しながら整える。
⑨油を少し加え、生地がカリカリになるように焼く。
⑩表面がカチカチになったら焼き上がり。
⑪お好みでソース、もしくはポン酢・マヨネーズをかけて完成。

写真5たこ焼き


写真5(2)たこ焼き


都会の喧噪を離れ、美味しいものを食べて、綺麗な空気の中、時間に追われずのんびり自由に過ごせる、そんな空間がとても素敵だな、と感じました。モンゴルには、時間を忘れてのんびり過ごせるスポットがたくさんあります。ぜひこの夏、一度遊びに来てみてはいかがでしょうか。

写真6モンゴルとバイク



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〜春だ‼︎散歩だ‼︎砂嵐だ‼︎〜

文と写真=桜井 洸(さくらい・ひかる)

2018年度2次隊 青年海外協力隊

職種:バスケットボール 活動地域:ダルハン・オール県


 ダルハン・オール県のスポーツ局にバスケットボール隊員として派遣された桜井洸です。
 モンゴルに派遣されてからちょうど半年が経とうとしています。わかってはいたつもりですが、日本とモンゴルとではバスケットボールの指導状況が異なっていて、活動が始まったばかりの時は戸惑いばかりの日々でしたが、今ではだいぶ慣れてきて子供達とも冗談を言い合えるようになってきた今日この頃です。

■ダルハンの憩いの場
 さて、冬場が相当冷え込むモンゴルも4月に入りだいぶ暖かくなってまいりました。スポーツ分野に携わる者として長時間の外出が困難であった冬からの解放により、ランニングをする機会が増えてきたのですが、ここではダルハン・オール県にあるランニング用道路について紹介していきたいと思います。
20190419_sakurai_1.jpg

20190419_sakurai_2.jpg

道のそばにある遊具
道のそばにある遊具

 この上にある写真がランニング用道路です。写真を撮ったときは日曜日の午後3時、見てわかるように道が一直線になっていて爽快感すら感じさせる一本道となっています。また、この道は片道約1.2キロで1つの長細い大きな楕円のような道が2本あるので1周すれば程よく汗をかけるプランになっています。なので、平日は朝からランニングに来ている方や散歩をしているおじいちゃんおばあちゃんをよく見ることがあります。また休日には子供や家族連れがたくさん来ます。子供たちが自転車やローラスケートに乗って遊んだり、道のそばにある遊具で遊んだりしているのでとても賑わっています。このようにランニングや散歩にうってつけの場所があるので、ぜひダルハンに訪れた方は一度、このモンゴル人の憩いの場に立ち寄ってみてください。
 余談ではありますが、1日に15~20分の軽度な運動をすることでストレス値が下がるそうです。最近イライラしていたり部屋の中で考え込んでいたりする人には気分転換におススメです。

■4月の気候
 暖かくなってきた一方、少し困っていることがあります。それは「砂」です。他の県はどうかわかりませんがダルハンは街の至る所に砂場のような場所があります。別にこの砂事態に関しては何も困ってはいないのですが、ここ最近風が強い日があり、その日は視界が悪くなるくらい砂が舞い上がります。
20190419_sakurai_4.jpg

 そして窓を開けたが最後、写真のように砂が降り積もります。「なら開けなければいいのでは?」、たしかにその通りです。しかしそうすると室内が暑いんです。夜、眠れないんです。この強風の季節もいずれは終わるということでもう少し我慢して過ごしていきたいと思います。以上ダルハンからでした。
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●●初めて尽くしのモンゴル生活●●

文と写真=永井 愛加(ながい・あいか)
平成30年度2次隊 青年海外協力隊
職種:バドミントン 活動地域:ウランバートル



 初めまして。人生の半分以上をバドミントンに捧げてきた永井愛加です。そんなバドミントンで何か役に立つことができないかと思い応募し、モンゴルで活動をしています。ここに来て体験した「初めて尽くし」について話したいと思います。

■極寒の地モンゴルでの一人暮らし
 私はここに来る前に、モンゴルの冬は寒いと聞いていました。しかし、こちらに来て本当の寒さを知りました。12月、1月が一番寒く、最も寒い時で、-40度にまで及びます。目以外をしっかり隠しておかないと、凍傷になるのではと思うほど痛くて感覚がなくなります。外で15分以上歩くのは危ないと感じる程です。そんな極寒の体験は初めてで、まつげが凍ったことにも驚きました。そして、そんな地での一人暮らし。今までで寮生活はありましたが、一人暮らしは初めてで、最初の2、3ヶ月は知らない間にホームシックにかかってしまいました。今は携帯やパソコンで日本にいる人と顔を見ながら電話ができるので、寂しくなった時や、辛いことがあった時は電話をし、なんとかホームシックを乗り越えました。そして一人暮らしといえば料理。いまでは何品か作れるようになりました。やらざるを得ない状態になればやれるものだなと。

■他県への出張
 バドミントン隊員として、メインはやはりバドミントン指導。首都ウランバートルでは、バドミントンの普及のために3つの学校で指導をしています。今回は試合前の子供たちへの強化指導として、オルホン県エルデネト市(首都から384km)へ行ってきました。

写真①エルデネト

移動手段としてはバスとボゴン(寝台列車)がありますが、ボゴンで行ってきました。

写真②ボゴん外観

バスで約6時間かかるところを約12時間かけて、ゆっくり、ゆっくりと進みます。ボゴンの席には3つのランクがあり、私は2番目のランクの寝台にしました。一番上のランクはこの4つの寝台が一部屋になっています。モンゴル人は初対面関係なく話しかけてくるので、行きも帰りも話をする機会が沢山ありモンゴル語の勉強になりました。

写真3ボゴン内観

 エルデネトでのレッスンは非常に有意義な時間でした。子どもたちの中には初心者もいましたが、上手な子どもたちが多く、分からないことは質問してきたりとバドミントンに対しての熱意がある子たちばかりでした。
エルデネトには10年前に初めてJOCVのバドミントン隊員が派遣されその後2人が派遣されています。その後に首都にSVが派遣され、その方もエルデネトで活動していた歴史があります。その関係もあってか、元モンゴル代表4人すべてエルデネトから選出されており、そのうちの1人がコーチとしてレッスンをしています。さらに、現モンゴル代表で東京オリンピックを目指している選手も輩出しているレベルの高い地域です。現地の方から「この歴史があるからエルデネトは強いんだ!」と言って頂いたときは本当に嬉しかったと同時に、この歴史をさらに受け継ぐことができたことに誇りを持ちました。私が教えた子どもたちが将来、選手やコーチになっていたら幸せなことだな、と実感しました。
 
 残りの任期で他の県の子どもたちにもバドミントン指導をし、モンゴル全体にバドミントンを普及させると同時にレベルアップを図ることが出来たらな、と思います。




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