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バーサンオンライン編集部

 モンゴルJICAボランティアが自分たちの活動や生活を記事として隔週金曜日に更新し、隊員目線でモンゴルの今を伝えるサイトです!
 БААСАН(バーサン)とはモンゴル語で「金曜日」という意味です。


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●●匂いを嗅ぐ?!モンゴルのあいさつ●●

文=Y.K.

2018年度3次隊 青年海外協力隊

職種:日本語教育 活動地域:ウランバートル市


 こんにちは。ついに雪が降り、冬に向かってまっしぐらといった感じのモンゴルです。緑もどんどん少なくなってきていて、景色が寂しくなってきています。こうしてモンゴルで2度目の冬を迎えようとしているわたしですが、モンゴルに来てからのこの9か月で日本とはちょっと異なるさまざまな習慣や文化を経験してきました。そこで今回は、個人的にとても興味深いと思ったモンゴルのあいさつについて紹介したいと思います。
 人によっていつどのようにどんなあいさつをするかは、多少違うと思いますが、今回は私が経験したものと、それについて同僚の先生に聞いてわかったことをまとめてみました。

■知り合いとのあいさつ
 握手!
 右手で行います。学校の校長先生など、知り合いではあるけれどとても親しいわけではない人とはこのあいさつの仕方が多いような気がします。保護者の人たちにあいさつをするときに、握手をしている先生たちの姿をよく見かけます。

■仲のいい人とのあいさつ
 ハグ&キス!
 仲のいい人とはハグをして、右ほっぺと左ほっぺに1回ずつチュッチュッとキスをします。また、衝撃的だったのが、口にチュッっとキスをする人もいるということです。女性同士だけですが、とても仲のいい間柄だと口にキスをすることもあるようです。

■久しぶりに会った仲のいい人とのあいさつ
 匂いを嗅ぐ!
 これ、びっくりですよね。ハグをして、頬にキスをするときと同じように顔を近づけてスッっと匂いを嗅ぐのです。他にも、頭を触って、その触った手を嗅いだり、おでこに鼻を近づけて匂いを嗅いだりします。同僚の先生いわく、キスと同じような感覚だそうです。3か月ほどの長い長い休み明けに学校に行った時に、わたしも匂いを嗅がれました。

 モンゴルにはこのようにさまざまなあいさつの仕方があります。日本のあいさつとは全然違いますよね。ですから、モンゴルの日本語の先生たち(わたしの同僚)は、「日本ではあいさつをするときにお辞儀をするんだよ」と子どもたちに教えています。ことばだけではなく、その国の文化や習慣を知り、自分もその習慣を受け入れていくことがその国に溶け込むためには必要なのではないかな、と思っています。
 モンゴルには今回紹介したあいさつ以外にもおもしろい習慣や文化がたくさんあります。これから帰国するまで、まだまだ日本との違いに驚くことがあるかもしれませんが、違いを楽しみながら生活していきたいと思います。
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●●モンゴルで洋服をオーダーメード●●

文と写真=にんにん
平成30年度3次隊 青年海外協力隊
職種:青少年活動


 はじめまして、こんにちは。モンゴルの職業訓練学校で働いています、にんにんです。
モンゴルは9月から秋になりました。全国的に室内暖房が入り、いよいよ寒い季節の到来です。山々の木々は紅葉し、青い空と雄大な自然は大変綺麗です。写真は、モンゴルの避暑地として有名なБаян хангай(バヤンハンガイ、地名)10月上旬の写真です。モンゴルの自然はどこまでも続くまさに大自然。そして、場所や季節が変わるとまた新たな魅力を放ち、人々を魅了し続けています。
「バヤンハンガイ」
1バヤンハンガイ


私の活動先は15歳から45歳までの生徒が各種職業を学んでいます。日本の専門学校のような存在ですが、若者の職業離れを防ぐため授業料は国が負担し、地方から通う生徒達が住む寮も無料です。こうした国の取り組みによって、貧しい環境にいた生徒も学校に通うことが出来、職業資格を得られます。職業実習に対する生徒の熱意は高く、日々真剣に各種職業のノウハウを学んでいます。
 今日はその中でもОёдолчин(オヨドルチン)と呼ばれる「テーラー」を目指す生徒の様子と、そのオヨドルチンによる、モンゴルのオーダーメード事情について紹介します。

■オーダーメード文化
モンゴルは知る人ぞ知る有数の『オーダーメード文化』を有します。街を少し歩けば至る所にОёдол(オヨドル)と書かれた「洋服の仕立屋」があります。多くの店は店に入って直ぐ、モンゴルの伝統的なマークや煌びやかな色の布が並び、見ているだけでも楽しい布好きにはたまらない空間です。価格は1メートル7,000トゥグルク~18,000トゥグルク(現在約280円~720円)程度と手軽に購入できます。写真は店頭に並ぶ布の写真です。モンゴルの伝統的な柄の布をお土産にする、これもお勧めです。もともとモンゴルの洋服は馬に乗りながら着ることが出来、寒さ対策を必要とするため、布が大変丈夫でしっかりしています。そして何より華やかです。そのため洋服だけでなく、クロスや装飾品として布をインテリアに取り入れても素敵です。
「布①」
2布①

「布②」
3布②


■オヨドルチンを目指す生徒
オヨドルチンを目指す生徒たちの最終目標は「モンゴルの伝統衣装」Дээл(デール)を作れるようになることです。オヨドルチンの腕はこのデールをいかに素敵に作れるかによって判断されます。最初の写真はデールを着て旧正月を祝うモンゴル人の写真になります。デールの特徴は襟と袖口、胸元等の装飾です。オヨドルチンを目指す生徒達は、業務ミシンの前で常に練習を重ねます。2つ目の写真は入学1カ月目の生徒が練習に励む姿です。1年目は部位1つ1つの作り方を学び、学年末にはスカートやシャツ等各自作りたい洋服を作ります。2年目に入るといよいよデール製作に取り掛かり、自身や家族のデールを卒業制作として作ります。
「旧正月」
4旧正月


「オヨドル練習風景」
5オヨドル練習風景


■洋服をオーダーメード
私がお勧めしたい『モンゴルに来たらしてほしいこと』№1はオーダーメードの洋服作りです。店やオヨドルチン、時期などにもよりますが、シャツやワンピースは短期間であれば3日、長くて一週間程度で出来上がります。写真はオヨドルチンの働く姿です。工場ではなく見える場所で作っている小さなお店も多いため、信頼できる好みが似た人を見つけるのも楽しみの一つです。オーダーメードの流れは、①布選び(持ち込み可)、②デザイン選び(オヨドルチンと相談し好みのデザインにすることが出来ます)、③採寸、④一部支払い、⑤後日再度途中段階で採寸確認、⑥後日仕上がりを確認(お直し可)、⑦支払・受け渡し、となります。金額はオヨドルチンの腕の良さやデザイン、作る店、布代によって差が開きますが、目安としては以下の通りです。シャツは男性で35,000~60,000トゥグルク(現在約1,400円~2,400円)、女性は45,000~70,000トグ(現在約1,800円~2,800円)。女性ワンピース50,000~80,000トゥグルク (現在約2,000円~3200円)、女性デール60,000~120,000トゥグルク(現在約2,415円~4,800円)程度です。
「オヨドルチンの働く姿」
6テーラーの働く姿


自分の身体にあった『世界に1つだけの洋服』がこの価格で作れるなんて嬉しいですよね。写真はシャツを仕立ててもらった時の1枚です。作ってくれたオヨドルチンさんとは色や柄を一緒に決め、デザインを考え、最後に記念撮影をしました。こうした作業によって作られる洋服はますます愛着が沸きます。皆さんも是非モンゴルで洋服を仕立ててみてはいかがでしょうか。最高の思い出がきっと手に入ります‼
「オーダーメード」
7オーダーメード


モンゴルはこの他にもまだまだ沢山の楽しみがあります。これからのシーズンは大自然の中で犬ぞりも楽しめます。最後の写真はその犬ぞりの写真です。
日本からモンゴルは飛行機で5時間、ビックリするぐらい近いです。是非一度モンゴルに足を運んで頂き、偉大なるモンゴルを感じてみてください‼きっとまた来たくなるはずです。
「イヌぞり」
8イヌぞり


タグ :

●●モンゴルミュージック●●

文と写真=A.U.

2018年度3次隊 青年海外協力隊

職種:音楽


 はじめまして。私は、2019年1月にモンゴルに来て8ヶ月が経過しました。
 現在、モンゴルの小・中学校で音楽教員と共に音楽の授業を行っています。モンゴル人は音楽が大好きで、授業中の子供たちはどの学年も大きな声で元気よく歌ってくれます。そして、都市と都市を結ぶ公共バスやタクシーの中でも大音量で音楽が流れています。
 音楽隊員である私は恐らく、他の協力隊員よりモンゴルの音楽に触れる機会が多いと思うので、今回はモンゴルの音楽について書きます。

■私たちが想像するモンゴル音楽
 突然ですが、皆さんはモンゴルの音楽といえば何を想像しますか?馬頭琴、ホーミー、長唄…このようなところでしょうか。「名前は聞いたことあるけどよくわからない」という方のために簡単に解説していきます。

・馬頭琴
馬頭琴


 モンゴル語ではморин хуур(モリンホール)と言い、「馬の楽器」という意味です。2本の弦があるモンゴルを代表する民族楽器です。楽器の先端部分が馬の頭の形をしているのが特徴で、「スーホの白い馬」にでてくる楽器としても有名ですね。楽器本体と弓の弦は昔、馬の尻尾で作られていたそうですが、現在はナイロン弦が多いそうです。
 音色は、チェロなどの弦楽器のような優しい音色の中に、モンゴルの厳しい気候により形づくられた大地の荒々しさや力強さを思わせる、とても奥深いものです。ちなみに10年ほど前に、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録されたそうです。
 上の写真を提供してくれた友人の馬頭琴を触らせてもらったことがありますが、最初の感想は「痛い」でした。というのも、滑りやすい素材から作られた楽器を太ももではさんで演奏するので、どうしても太ももに食い込んでくるのです。しかし音階が奏でられるようになると、弾く(と言うにはレベルがまだまだですが。)のが楽しくなってきました。

・ホーミー
 これは1人で2つの音を出す歌唱法で、唸り声のような低い声と、笛のような高い声を一緒に出します。これまで男性のホーミーしか聞いたことがなかったので、なぜ女性のホーミーが無いのか少し疑問だったので調べてみました。ホーミーには倍音が関係しているそうです。倍音とは、鳴っている音の周波数の2倍、3倍、4倍…の周波数を持つ高い音が、同時に鳴っていることを言います。例えば、「ド」の音1つしか聞こえていなくても、その1オクターブ上の「ド」や「ソ」などの音が実は鳴っているのです。低い音の方が周波数が低いので、倍音として鳴る音も聞き取りやすくなります。そのため、女性よりも周波数の低い声を持つ男性の方が、ホーミーをやりやすい、とのことでした。

・長唄
 長唄はモンゴル語でуртын дуу(オルティンドー)と言います。直訳すると「長い歌」という意味なので、そのままですね。こちらも上記ホーミーと同じくモンゴルを代表する歌唱法です。
 私が長唄を聞いて特徴的だなと感じたことは、リズム感が無いことと、装飾音という、メロディーを華やかにするために付け加えられる音が多いことです。特に高音部はメロディーの装飾音が多く、華やかな印象を受けました。

■それだけじゃない!モンゴル音楽
 前置きが長くなってしまいました…。この記事のメインはこれからです。私は、上記の伝統音楽しか知らない状態でモンゴルに来たので驚きました。なぜなら、今のモンゴルにはPop! Rock! な音楽がたくさんあったからです。個人的にお気に入りの曲を少し紹介したいと思います。

・Ү-гүй(ウグイ)/The Wasabies(ワサビーズ)
ミュージックビデオ
 5人組のアイドルグループです。代表曲のү-гүй(ウグイ)は英語でNOという意味です。日本のアイドルはいかに「かわいい」かが大切なような気がしますが、The Wasabiesは「かっこいい」が第一印象でした。実は1度だけライブを聞き、一緒に写真を撮ってもらったことがあります。モデルのような高身長で、モンゴル語が拙い私にゆっくりと話してくれたり、笑顔で握手をしてくれたりと、とても丁寧なファンサービスでした。

・Маргаашийн Нар Луу Хамт Аялах уу?(マルガーシン ナル ロー ハムト アヤラホー?)/Uka(ウカ)
ミュージックビデオ
 この曲のタイトルを和訳すると「明日の太陽へ一緒に旅しないか?」です。このミュージックビデオの中にある、ベンツで草原を走るシーンが印象的です。このミュージックビデオの再生回数は1,000万回を超えているのですが、それの何がすごいのかというと、モンゴルの人口は約300万人なので、人口を3倍以上も上回る再生回数であるということです。いかに人気なのかが伝わってきますね。

・UNANA(ウナナ)/VANDEBO feat.ENEREL(ワンデボ フィーチャリング エネレル)
ミュージックビデオ
これは最近学校の子供たちに教えてもらった曲です。ヒップホップ系のアーティストらしい、ノリが良い曲で、思わず「ウナナ♪」と口ずさみたくなります。

・Mind oddity(マインド オディティ)/The Colors(カラーズ)
ミュージックビデオ
 どことなく懐かしい、爽やかなサウンドが特徴です。モンゴルの携帯電話のCMにも起用されたそうで、その人気は高まる一方のようです。


 モンゴル音楽はいかがでしたか?思っていたよりもポップな音楽が多かったのではないでしょうか?この他にもさまざまなモンゴルポップがあるので、ぜひインターネットで検索して聞いていただきたいと思います。
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●●モンゴルの車窓から ●●

文と写真=佐藤 恵理子(さとう えりこ)
2018年度3次隊 青年海外協力隊
職種:小学校教育 活動地域:ドルノゴビ県サインシャンド


 こんにちは。バーサンオンラインに初めて投稿をします、佐藤です。私は、サインシャンドというゴビ砂漠の東にある町で活動しています。主に、小学校で理科の実験補助を行っています。
 首都ウランバートルからサインシャンドまで、鉄道で南に約10時間。この鉄道は北はロシアのモスクワまで、南は中国の北京までつながっています。今回はそんなモンゴルを縦断する鉄道についてご紹介したいと思います。

■レトロな車両
 モンゴルの鉄道は、1950年代に南北縦断鉄道として創設された後、今もディーゼル車が走り続けています。レトロな車体、「ポッポー」と鳴り響く汽笛、ブルーの制服の乗務員さんなど、魅力がたくさんあります。私のお気に入りは、青と赤と黄色のおもちゃのような車体で、他にも、モスグリーン一色の渋いものやシルバーのかっこいいものなどがあります。毎回乗るのがとても楽しみです。

「モンゴル鉄道の車窓から」
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基本的には寝台列車なので、夜出発して寝て起きたら次の朝には目的地についているので、車やバスの移動より楽です。夜10時ごろには消灯するので、耳栓をすればぐっすり寝られます。遅延やトラブルもほとんどありません。
 寝台列車のランクは3つあり、三等車は座席のみ、二等車は横になれるベッドと布団シーツ付き、一等車はさらに個室(ベッド4つ)になっていて鍵がかかります。一等車のベッドはちょこっと大きいです。ちなみにサインシャンド―ウランバートル間の値段は、一等車:28,000TG(約1200円)、二等車:20100TG(約800円)、三等車:800TG(約30円)程度です。驚きの安さ!
 首都ウランバートルには、歴代の鉄道を並べた記念博物館もあります。入場無料、自由に写真取り放題で「鉄道マニア」にはたまりません!

「鉄道博物館にて興奮する鉄道マニアたち」
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■立派な駅舎
 鉄道が停車するたびに、様々な駅と出会うこともできます。深夜に5分だけ止まる街頭だけのこじんまりした駅や、地方で出迎える古くからの立派な駅など。駅の周りには日本と同じで、コンビニや喫茶店、タクシー乗り場があります。

南の方の町サインシャンドの駅;乗車時は夕日に、降車時は朝日に照らされて!
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地方の駅だけでしょうが、首都まで荷物を持って乗って行ってくれないかと頼む人もいます。宅配便の代わりに駅で知り合いに声をかけて頼んでいるようです。私も4、5回頼まれました。もちろん、見送りの方やお迎えの方もたくさんいて、別れを惜しんだり、再会を喜んだりする様子にいつも胸がじーんとなります。

北の方の町エルデネットの駅;降りたら空気がひんやり。
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■レシートみたいな切符
 切符は、駅ではもちろん、町に数箇所ある窓口でも購入可能です。(窓口だと50円ぐらい手数料が取られます。)今は、ネットのUBTZというサイトからも買うことができます。(URL:https://eticket.ubtz.mn/)予約が完了すると、メールでQRコードの付いたチケットが送られてきます。印刷して持っていってもいいですし、ケータイの画面をそのまま見せてもいいです。便利ですよね。切符を買う時は、免許証やパスポートなどの身分証明書が必要です。切符は、レシートのような感熱紙に印刷されて出てきます。乗車時に回収され、降車時に返してもらえます。その切符を返すタイミングで起こしてもらえるので、ぐっすり寝ていても大丈夫です。時々、切符なしで空席に座っていて、駅員さんが来るとお金を払うという人もいます。このように無賃乗車はできない仕組みになっているのです。

これはウランバートルからサインシャンドへのもの。
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■車内の人間模様
 鉄道に10時間乗っていると、必ずと言っていいほど隣の席の方と仲良くなります。挨拶から始まり、どこへ誰と何をしに行くのか、どんなお土産を持ってくのか、何が楽しみなのかなどと会話が盛り上がり、一緒にお菓子を食べたり、トランプをしたりすることもあります。
 「昔、そこに住んでいたよ。今は一番緑がきれいな時期だね。」「僕はモンゴルの少数民族なんだ。だからなまりがあって聞き取りにくいだろう。」「モンゴルには悪い人もいるから、荷物には気をつけなさい。」など、少ない会話の中からもその人の人間性や生活の様子が垣間見えて、面白いものです。巨大なダンボールを7個も抱えて首都に上がる人、おそろいのユニフォームを着た子どもたち、ケータイで深夜までビデオを見ている赤ちゃんなど、見ているだけでも飽きることはありません。

■気をつけて
 モンゴルの鉄道では、いくつかのルールがあります。たとえば、車内での飲酒、喫煙禁止。警察官が見回っていて、見つかったら没収、抵抗すると車両を降ろされることもあります。(先日、酔っ払いが降ろされるのを見ました。同乗者としては、正直ほっとしました。)また、出発後、到着前の30分間は車内のトイレは使えません。お湯は、車両ごとにタンクがありいつでも使うことができます。また、車内販売もあり、お茶やお菓子、軽食なども買うことができます。ただ、狭い車内で誰かがカップ麺を食べていると、車内中にその匂いが充満します。また、窓はあるものの、寒いと換気をしないので、風邪やインフルエンザなどの感染症の流行は心配です。空気も乾燥していますし、私はいつもマスクをして乗るようにしています。

 ともあれ、魅力いっぱいのモンゴル鉄道、是非乗ってみてください。



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モンゴルの陸の孤島チョイバルサンの医療

文と写真=山﨑 友豊(やまさき・ゆうと)

2019年度3次隊 青年海外協力隊

職種:理学療法士 活動地域:ドルノド県チョイバルサン

 
 2019年3次隊理学療法士の山﨑友豊です。
 任地となるドルノド県チョイバルサンに赴任して、約8ヶ月となりました。今回はチョイバルサンの街と活動先となる病院の紹介をしたいと思います。

■チョイバルサンについて
 首都ウランバートルから東へ約640km、飛行機で2時間、車で11時間の場所にある、人口約4万人の街です。生活に必要な物の多くは揃っており、住みやすい街です。

アパートの写真


大型スーパーの写真


スーパーの写真


 首都ウランバートルに日本の大手100円ショップがあり、チョイバルサンにも同様の日本の100円均一があります。商品価格は200円から1000円位と物により商品価格が異なり、日本より割高ですが、日本の食品や生活雑貨がモンゴルに住んでいながら手に入る為とても助かっています。

100均の写真(店の写真)


100均の写真(店内の写真)


■チョイバルサンの病院について
 活動先となる病院は、ドルノド県全域や周辺の県からも患者様が来院する、モンゴル東部の中核病院です。私はその中のリハビリテーション課に所属し、外来患者様、入院患者様に対してリハビリを実施しています。リハビリ室には、リハビリに最低限必要な物は揃っており、病院内の福祉用具店にも様々な福祉用具が置いてあります。

リハビリ室の写真


福祉用具店の写真


しかし、まだまだ、装具などの必要な物は不足している為、患者様自ら必要な物を作るなどの工夫をしながらリハビリを行なっています。

膝の装具の写真


チョイバルサンには、まだまだリハビリが様々な病院で普及していない為、同僚と共に街の小さな病院へ行き、看護師に対してリハビリを指導しています。

指導している写真


また、直接患者様の家に訪問し、リハビリなどを行なったりしています。

訪問している写真


モンゴルの患者様は、身体的に困難な状態でも心が元気な方が多い印象を受けています。私自身も患者様から元気をもらいながら日々活動に取り組んでいます。ぜひチョイバルサンに遊びに来てください。のどかでいい街ですよ。

写真11

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